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酸の刺激で万能細胞「STAP細胞」の登場で、高校生でも万能細胞研究ができるか?

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これまで幹細胞といえば受精卵から作成るES細胞や、高度な遺伝子組換え技術の必要なiPS細胞が知られている。いずれも学校などではとてもできないような実験手法だ。

それが、驚くほど簡単な手法で作成できる万能細胞が発表された(Nature理研プレスリリース)。その手法は、希塩酸溶液に30分浸して培養する、というなんともシンプルなものだ。この成果を発見したのは、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーら。新しい万能細胞は、「刺激惹起(じゃっき)性獲得(STAP(スタップ))細胞」と命名された。これからSTAP細胞は再生医療研究などにおおきなインパクトを与えるかもしれない。

肝心の万能細胞作成の手法は、生後1週間以内のマウスの脾臓(ひぞう)から、血液細胞の一種であるリンパ球をFACSという装置で採取し、pH5.7の希塩酸溶液に約30分浸して刺激するというもの。これを培養すると数日で初期化が始まり、STAP細胞に変わったという。

これだけの条件であれば培養細胞とマウスが扱える研究施設なら比較的簡単に万能細胞作成にチャレンジできる。iPS細胞の実験に取り組むには結構お金がかかったことを考えると、より多くの研究者が万能細胞を扱うようになるだろう。ひいては、高校の理科室でも、やる気を出せば万能細胞をつくって最新の研究に挑戦できるようになるかもしれない。iPS細胞などの万能細胞を自分でつくって観察したら、再生医療もぐっと身近になるのではないだろうか

現在、もし高校があたらしく培養細胞を扱いはじめるには

  1. CO2インキュベーターやクリーンベンチといった装置(←高い)
  2. 細胞のエサである血清(←高い)
  3. 滅菌した実験機器
  4. 熟練した技術
  5. 遺伝子組換え用の試薬(←高い)

など様々なハードルがあり、どのような場所でも気軽に取り組めるといったものではない。今回は上記でいう5の遺伝子組換え用の試薬がもしかしたら安価に済むかもしれないという発見といえる。

いろんな研究者が取り組むことで、もっと詳しいことがわかってくるだろう。続報をまちましょうじゃありませんか!

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3 コメント

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