Yahoo!ウォレットFastPayが始まるので、個人でも利用できる決済方法について

Yahoo!ウォレットFastPayが始まるので、個人でも利用できる決済方法について

2014年2月14日は大雪のバレンタインデーとして記憶に残されそうですね。。。吉田丈治です。

さて、本日はもうひとつ楽しみにしていたことがあります。そう、タイトルに書きましたが、Yahoo!ウォレットFastPayがスタートする日ですね。(と、言いつつ、8:30 a.m.現在まだ未公開ですが)

クレジットカード決済が身近になって来ている

最近は、飲食店等のリアル店舗のカード決済にSquqre、PayPal Here、Coiney、楽天スマートペイといったサービスが入ってきている。

従来よりカード会社の審査や導入の手間を低減。不正利用については会社側が厳密に審査する事で、サービス導入がスピーディになっています。スマホを使って決済が可能という手軽さ。

今までは審査に通らなかった小さな会社でも導入出来るという事もあり、情報が浸透して行けば利用者が拡大していくのだろうと思います。

とは言え、これについてはカードを読み取る都合上、クレジットカードカードの現物が必要ですね。ネット上でのみ決済を行うにはどうしたら良いでしょうか。

ネット決済を身近にする

ネット決済については、カード会社の審査を受けるのが必要なのですが、最近では徐々にPaypalの利用が浸透して来たような気がします。

無料ネットショッププラットフォームのBASEも決済にはPaypalを使っています。(Paypal決済のみ決済ごとに購入された代金の3.6%+40円が手数料という記載があります)

浸透してきたとは言え、やっぱりPaypalはまだハードルが高いなという印象があります。Paypal?なにそれ?という人が多いでしょう。ネット決済を利用した事のある人でも、Paypalにアカウントをもっていないという場合は多くあるでしょうし、このハードルを如何に下げるかが課題でした。そこで出てきたYahoo!ウォレットFastPayに期待しているという訳です。

今現在、情報が無いのですが、ベースがYahoo!ウォレットという事で、例えばヤフオクを使ったことのある人であれば安心度はPaypalより高いでしょうし、Yahoo!が提供しているサービスであるという事で心理的なハードルが下げられそうです。

決済手数料が未公表なのですが、業界最安値の価格設定という事で3.6%を割ってくる可能性が高い。これは嬉しいのではないでしょうか。

何に使うか?

今現在、リバネスでは研究者・技術者用のクラウドソーシングサービスレスキューを立ち上げているところですが、これを立ち上げる理由は、研究者のマネタイズ方法を多様化させたいという想いがあるからです。

もっと、研究資金の調達方法を多様化出来れば、よりうまくやっていける研究者が増えるのではないか。

レスキューは、プラットフォームですので、参加人数を増やすことで注目が集まります。先に紹介したBASEも、圧倒的な認知度を作る事で、利用者に注目が集まるためのプラットフォームといえるでしょう。これの利点は、個人でブランディングする労力が軽減されるという事ですね。

一方で、普段から注目が集まっているような人であれば、プラットフォーム力に頼ること無くマネタイズが可能になってきます。

Yahoo!ウォレットFastPayのような手軽な決済方法があれば、例えば自分の知恵を売る事で資金調達をするという事も可能になる。

最近では、有料メルマガみたいな調達方法も有りますが、これを個人で立ち上げる事も出来る訳ですね。(管理の手間を考えるとそれが良いかどうかは今のところ見えてませんが)

こうやって、研究資金の調達方法が多様化していくことは、確実に研究者にとってプラスになると思っています。