常に新しい挑戦を続ける人になりたい
秋永 名美 修士(サステイナビリティ学)
選択を重ねて出会った
私は前からずっと、自分で新しいことを切り開ける人になりたいと思っていました。最初は、規模が大きな会社の方がその夢を実現できると思っていましたが、大企業ではすぐに即戦力としては働けないと知り、いただいた内定を修士2年生の6月に辞退します。代わりに、自分の専門性を高めるために大学院へ通いつつ、海外の起業家が立ち上げたベンチャー企業でインターンとして働く道を選択しました。そこでは20代半ばの若い人たちが活き活きと、新しいことに挑戦していて、その一員として毎日とても充実した日々を送っていました。しかし、だんだんとそこで働くことに違和感を持ち始めます。大学院ではサステイナビリティ学を専攻し、震災後の東北に足を運んで復興に関してどんな考えや視点があるかを記述し分析していた私は、ただ新しいことをするだけではなくて、今までの経験を活かした仕事がしたいと強く思うようになります。そんなとき、友人を通してリバネスのことを知ったのです。早速会いに行くと、代表の丸さんを含め3人の方が迎えてくれました。その3人はいかにも研究者という感じの方や、フランクでエネルギーが溢れている方というふうに、それぞれに全然違う印象を受けました。私の専門分野に対しても、リバネスが東北地方で行っている科学教育プログラムの話を聞かせてもらい、ここだったら自分の専門を活かして様々な挑戦ができるのかもしれないと思い、入社を決意しました。
それぞれが想いを持ち、実現していく
実際、入社してからの数か月間、企業や地域の商品のブランディングから人材研修までいろいろな仕事を経験しました。研究フィールドだった東北に戻って、今度は科学教育を届けることができましたし、今まで最先端の科学を伝えてきたリバネスの実験教室に、サステイナビリティ学の考え方を応用して、科学技術と社会の関係を考えるディスカッションを加えることもできました。リバネスでは、社員がそれぞれやりたいことを明確に持っていて、その実現のために仲間集めから企画、営業まですべてをやっています。リバネスで叶えたいことはまだはっきりとはわかりませんが、まずは何でもチャレンジしていろいろ学びたいと思っています。今までを振り返ると、周りに流されず、やりたいことを模索し、選択を続けてきた結果、こうしてリバネスと出会うことができました。これから常に新しい挑戦を続けることで、いつかは自分にしかできない何かを見つけたいです。
秋永 名美(あきなが なみ)プロフィール
東京理科大学物理学科卒業。2013年、東京大学大学院にて修士号を取得。岩手県沿岸被災集落に通いインタビューをまとめた。学外では、通信教育Z会にて小中学生と保護者への電話による理数科アドバイザーを6年継続。また、米国大使館学生団体の設立・広報にも従事。2013年、株式会社リバネスに入社。