知ってた?海外のハードウェア系シードアクセラレーター5つ
こんにちは、篠澤です。海外のハードロックバンドが好きです。
All I here is BUUUUUURRRRRNNNNNN!!
さて、今回はハードウェア系のシードアクセラレーターを紹介します。
シードアクセラレーションプログラムは、IT、なかでもWebサービスを中心に発展しています。まだプロダクトをローンチしていない会社に対して比較的少額の投資とオフィスやサーバ等の環境、そしてメンターによるアドバイスや人的つながりなどのサポートを受けながら一定期間開発をし、発表会で投資家から次の資金を得る、という手法で、最も有名なY Combinatorというシードアクセラレーターには毎年1000通以上もの応募が集まるそうです。
Haxlr8r
多分、ハクセラレイターと読みます。
Haxlr8rは深センに拠点があり、デモデーはベイエリアで行うというシードアクセラレーター。10チームを毎バッチで選出し、深センに15週間滞在し、プロトタイプの改良、テストマーケティング、ビジネスモデルのテストを行う。最後の2週間で投資家へのピッチをベイエリアで行う。
Lemnos Labs
レムノスラボはサンフランシスコにあるインキュベーターで、最大$250Kのエクイティ投資を毎年8-12のスタートアップに行う。6-15か月(期限は特に決まっていない)ほどレムノスの施設に入居できる。
PCH International/Highway1
PCH傘下のHighway1では、4か月のプログラムを実施中。中国での製造インフラと$50Kの投資、オフィススペースなどの提供をうけられる。
Bolt
Boltは、ボストンにあるシードアクセラレーターで、6か月から1年の滞在が可能。投資額は不明。
AlphaLab Gear
AlphaLab は、ピッツバーグにあるシードアクセラレーター。40週間のプログラムで、25K-50Kの投資、オフィススペース、Techshopのメンバーシップなどをうけられる。ロボティクス分野の場合は追加でStartbotというシードアクセラレーターから9か月の支援を受けることができる。
いろいろありますね。いわゆるシードアクセラレーションのほとんどはWebサービスを対象としていますが、今回紹介したのはハードウェアベンチャーに特化したアクセラレーションプログラムです。見た限りではそれなりの資金や規模を有しているプログラムはそこまで多くありません。
Tech Planterも、Tech Planグランプリを通じて、ハードウェアスタートアップを支援していきます。
日本のハードウェア系シードアクセラレーターといえばTech Planter
というポジションを目指してがんばります。
アメリカのシードアクセラレーターに比べて違いがいくつかあり、それはコダワリだったりするのですが
それをまとめるのはまた次の機会にしたいと思います!
photo credit: didier ddd via photopin cc