Deploy or Die(デプロイせよ、さもなくば死を)

Publish or Perish

研究の世界ではかつて、Publish or Perish という言葉がありました。
論文を出す(Publish)するか、さもなくば研究の世界を去れ(Perish)という実力主義マッチョな格言でありました。

Demo or Die

MITメディアラボの初代所長のニコラス・ネグロポンテの時代では Demo or Dieという言葉が作られました。とにかく作って動かして見せてみろ、という発破をかけるフレーズですね。

Deploy or Die

それが今では、時代が変わった。とMIT Media Lab所長の伊藤穣一さんは言っています。彼いわく、いまはとにかく素早くプロトタイピングして、早く繰り返し出すことが大事だといいます。ハードウェアも3Dプリンタができて、ラピッドプロトタイピングの選択肢は増えました。

それよりも衝撃的なできごとは、深センの工場で起きていました。そこでは文字通り工場に人が集まってプロトタイプを繰り返している、とJoiは言います。デザイナーと技術者とアイデアのある起業家がプロトタイプを繰り返していて、自分でスマートフォンをつくって、数日後にはAndroidをハックしているそうなのです。この状態が、まさにDeploy or Die。とにかく作って、みせて、直してという継続的デプロイというやつをやっているわけです。

この辺の話はTED talkで10分くらいかけて喋っています。

Tech Planterで目指すところも、研究者、日本の町工場、起業家、投資家がワイワイ集まって継続的にプロダクトを改良し続けるプラットフォームです。実装したい人、ぜひ問い合わせを。