ハリーポッターで分かるイギリスの教育制度

ハリーポッターで分かるイギリスの教育制度

イギリスに留学したい人っています?
憧れはあっても、なかなか制度がわかりませんよね?
そこで、みなさんお馴染みのハリーポッターを元に、イギリスの教育制度を解説してみます。
ハリーポッターを読めばイギリスの教育はわかる!今回はイギリスの教育システムと試験についてご紹介します。

 

ハリーポッターとイギリス教育システム

イギリスの小学校から高校までの教育システムはハリー・ポッターのものと同じ(断言!
本当は逆で、ハリーの世界はイギリスのリアルなシステムに忠実ということです。

例えば、小学校では生徒は学年をまたいでチームごとに分かれてポイントを競います。
グリフィンドールとスリザリンの競争を思い出してください、アレです。
この制度によって、勉学、態度、学内イベントなどを通して、ポイントが加算、減算され、1年ごとに集計します。
これで生徒は学校生活に対してモチベーションを保ち、そして上級生が下級生の面倒見るという紳士淑女のattitudeも身に着けるのです。

 

ハリーポッターとイギリスの試験

試験で特に重要なのは11~13年生(日本的に高校の後半)のものです。
ハリーポッターの世界でも同じく重要視されています。

日本では高3でセンター試験を受けるように、イギリスでは11年生(日本の高1程度)の時にGCSEというセンター試験的なものを行います(これはハリーポッターでいうフクロウ試験、魔法の試験をうけますよね)。
最低8科目うけて、理系文系の選択をここですることもできます。(ハリーポッターでも薬草学と占い学の分かれ道だったはず)。

続いて、次にあるのがA-Levelという12-13年生でうける試験です(ハリーポッターでいうイモリ試験)。
12年生で4科目、13年生で3科目とかなり選択肢を絞り、大学で何を学びたいかをはっきりさせます。
ここでは科目がかなり少なく楽じゃんと思う方要注意です!
大学に入ってすぐ専門的な学問ができるよう、かなり踏み込んだ内容になっています。

スライド1

図:高校後半の生徒のスケジュールと各学年で受ける試験

 

とここまでが大学受験までのイギリスの教育システムの話でした。

どうですか?ハリーポッターを思い起こせばイギリスの教育の事がとてもわかりやすいですよね。

続編では大学受験にフォーカスをしていきたいと思います!お楽しみに。