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第4回超異分野学会は200名を超える参加をいただき盛会のうちに終了いたしました。

第4回超異分野学会は200名を超える参加をいただき盛会のうちに終了いたしました。

学会事務を担当していた篠澤です。第4回超異分野学会は200名を超える参加をいただき盛会のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様に深く感謝申し上げます。

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参加者の声

参加者の方からたくさんの感想をいただきました。一部を紹介します。

電気通信大学情報理工学部 西村知紘さんの感想

電気通信大学情報理工学部 西村知紘さん
初めての学外発表ということで緊張していたのですが,周り
の皆様の世界を変えてやるという熱い思いに乗せられて,ドキドキがいつの間にかワクワクに変わっていました.ポスターセッションを通じて様々な意見やアイデア,そしてコラボレーションのチャンスを頂けたので,それらを活かしてより多くの方にワクワクしてもらえるような研究成果を来年また持っていきたいと思っています.また,今週末に行わるハッカソンにも先生と参加するので,そこでまたリバネスの皆様にお世話になると思いますのでよろしくお願いします.
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先生との記念写真
なんと初めての学会参加だったというROHM賞授賞者の電気通信大学の西村さんは、ポスター賞を獲得されました。おめでとうございます!

就労訓練工場しせいかい 長根山さんの感想

就労訓練工場しせいかい 長根山・上江洲・栄野比
「超異分野」の名に相応しく、分野を超えて出会った方々に頂いたコメントが、今後の方向性やビジョンの指標になりそうです。
これまで研究してきた障害の改善に関するノウハウが、今度は、企業ニーズに合わせて、どのような障害の方が、どんな仕事に向き、どの程度のシフトで働けるのか、などより具体化することで、就労リハビリテーションの仕上げになると考えさせられました。福祉という専門性をもって、広く日本の将来のためにやるべきことが明確になったと感じます。先入観にとらわれず、関心と情熱をもってコメントしてくださった参加者の方々に感謝申し上げます。
福祉と企業のマッチング 障がい者による商品開発と地域活性化
今年の超異分野学会は演題公募を初めて行いました。しせいかいの皆様は沖縄からお越しいただき、福祉分野でのものづくりについて熱く発表されました。

AnimeScience Studio&Laboratory 広報 田中 啓太さんの感想

AnimeScience Studio&Laboratory 広報 田中 啓太
SCIGRA事業の改善策が見出だせたという点で、非常に有意義な2日間でした。ポスター発表を通し、他の研究者の方々の意見を得る機会になったからです。来年には更なる成果を発表したいと考えています。
AnimeScience Studio&Laboratory 広報 田中 啓太
田中さんは「普通の研究者がフリーソフトで3DCGを作れるようにする。そしてアウトリーチの次元を引き上げる、というプロジェクトについて発表していただきました。今後リバネスとも共催でセミナーをやっていきますので、引き続きよろしくお願いします。

首都大学東京大学院理工学研究科 博士後期課程1年 林下 瑞希さんの感想

首都大学東京大学院理工学研究科 博士後期課程1年 林下 瑞希
大勢の方と知り合い、ディスカッションすることができて世界が広がりました。参加者の方々があまりにいきいきと研究されており、私も研究魂が刺激されました。今回発表した『インキュベータ開発』、それから学生としての勉学、共により一層気合いを入れてもって頑張ります。
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林下さんは、バイオ実験の手間軽減のためのシステムを考案し、それを実現したいということで異分野連携のツテを探しにきてもらいました。「研究魂」が刺激されたとのことで、今後もがんばってください!

株式会社フィックスターズ 中島 新さんの感想

株式会社フィックスターズ 中島 新さん
講演者の皆さんのご研究内容もさる事ながら、発表のレベルが非常に高くこんなところで自分が話をしていいものかと内心かなりビビッていたのですが、口頭発表後のポスターセッションでは様々なフィードバックを頂き大変貴重な意見交換をさせて頂きました。
また私は半導体がバックグラウンドで生物の事も良く分かっていないのですが、細胞を使うテーマであるため、異分野の専門家の方々との深いディスカッションやネットワーキングが行えるこうした機会を持てる事が非常にありがたかったです。
まったくの異分野進出のために超異分野学会に参加してくださりました。

基調講演の様子

基調講演 本当のブレイクスルーははじめホラに聞こえる

バイオベンチャーを生み出し続けている鶴岡で、何が起きてきたかをお話いただきました。ものすごい熱量で冨田先生が人を巻き込んでいることがわかりました。

基調講演のプログラムはこちらを御覧ください

特別講演の様子

特別講演 1分子DNA解析技術「Quantum Sequencing」による破壊的イノベーションの実現

DNAの塩基配列を読む機械「シーケンサー」の最終世代とも言えるQuantum Sequencingの事業化に邁進しておられる本蔵様が、いかにして破壊的イノベーションに取り組むようになったかをお話いただきました。「何かはじめたい」と思わずにはいられない、奮い立たせる講演でした。

口頭セッションの様子

テックプラングランプリ出場者で、単結晶製造システムについて事業化を目指している阿久津さん

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基礎研究に、国の予算以外のファンドレイズ手段を!ということで学術系クラウドファンディング academistを運営している柴藤さん。

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細胞選別を目的とした超急速凍結法 ”アクアポリンxiPS細胞”というタイトルで発表された加藤先生は、3月10日までacademistでクラウドファンディングを募集していました。目標金額を達成されたようです。おめでとうございます!

プログラム(再掲)

3月7日更新版のプログラムを再掲いたします。

■ 開会式

日時:3月7日 13:00-
開会の挨拶: 丸 幸弘 株式会社リバネス代表取締役CEO

■ 基調講演「本当のブレイクスルーは、はじめホラに聞こえる」

日時:3月7日 13:10-
演者: 冨田 勝 慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長/環境情報学部教授

■ リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー表彰式

日時:3月7日 13:50-

この度、株式会社リバネスは「リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー」ベンチャー企業の表彰制度を設置いたしました。 本授賞式は「10年後に世界を変えるビジョンとテクノロジーを持った企業」のうち、アーリーステージのベンチャー企業を対象としています。この度、Tech Planter運営事務局が、シードアクセラレーションプログラム「Tech Planter」の参加企業の中から、受賞企業4社を選出し授賞式を行います。もっと詳しくリアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤーについて知る

iHeart Japan株式会社 代表取締役社長 角田 健治様

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の山下潤教授の研究成果を事業化するために設立。 ヒトiPS細胞由来の心筋細胞、内皮細胞および壁細胞の三種類の細胞を用いた、心筋症などの心不全に対する再生医療等製品を開発している。 副業として、これらの細胞を用いた、医薬品開発段階で心臓への影響を評価するためのリサーチ・ツールも開発している。

株式会社オリイ研究所 代表取締役CEO 吉藤 健太朗様

何らかの理由で親しい人と会う事ができない人は、長期入院患者や独居老人なども含めると日本のみで1千万人以上存在し、おおよそ10人に1人が「孤独」の問題を抱えている。「分身ロボット」Orihimeを通して、人間を地理的制約・身体的制約・孤独から解放すると共に、ハンディキャップを持つ人々の社会参加・復帰を補助し、だれもが生き生きとする社会をつくることを目指している。

 

株式会社ジーンクエスト 代表取締役 高橋 祥子様

東京大学農学研究科博士課程に在籍中の高橋祥子氏が2013年6月に立ち上げたベンチャー企業。独自のDNAチップを使った遺伝子解析で、病気・形質に関係するSNP(一塩基多型)を解析する。病気リスクや体質などの関係について、学術論文で報告の合った情報にもとづき健康リスクを判定するサービスの提供している。

 

株式会社 MOLCURE 代表取締役CSO 小川 隆様

抗体医薬品の研究開発や各種解析サービスの提供をこなっているバイオ・ITベンチャー企業。現在、ハイスループット抗体スクリーニングシステム「Abtracer」を提供しており、次世代シーケンサーによる検出技術とバイオインフォマティクス技術によって、既存手法では達成できなかった高性能な抗体作製と時間短縮、コストダウンを可能にする。

■ 口頭セッション#1 事業化・起業を目指す研究

日時:3月7日 15:30-16:30
座長 長谷川 和宏 株式会社リバネス 執行役員CAO

人機一体・憑依を実現するマンマシンシナジーエフェクタズ

演者: 金岡 克弥
所属: マンマシンシナジーエフェクタズ株式会社
関連する分野:
コラボレーションしたい分野:

モノづくりを進化させる材料科学

演者: 阿久津 伸
所属: AKT技術研究所 代表
関連する分野: 無機化学 結晶工学 電子工学 教育
コラボレーションしたい分野: 電子デバイス 環境 医療(診断装置)

食糧生産の現場を支援できるセンシングシステムや機械システムの開発研究

演者: 柏嵜 勝
所属: 合同会社工農技術研究所 取締役
関連する分野:
コラボレーションしたい分野:

精子運動性を評価するための試験紙デバイス開発の現状

演者: 松浦 宏治
所属: 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科システム生理学分野 講師
関連する分野: 生殖補助医療、マイクロ流体工学
コラボレーションしたい分野: (仮)

■ 口頭セッション#2 事業化・起業を目指す研究

日時:3月7日 16:45-17:30
座長 長谷川 和宏 株式会社リバネス 執行役員CAO

社会学を用いたバッグのデザインプロセスの可能性

演者: 加藤 晃生
所属: Sociological Design TRICKS Chief Everything Officer
関連する分野: 社会学 工学 経営学
コラボレーションしたい分野: 育児 福祉 経営

温度応答性ゲルを使ったアクチュエータ

演者: 原尻 孔明
所属: 個人
関連する分野: ロボット、アクチュエータ、ゲル、センサー
コラボレーションしたい分野: センサー、ロボット、アクチュエータ

自動運転の先にある自動車の未来とは?

演者: 小木津 武樹
所属: 東京理科大学理工学部機械工学科 助教
関連する分野: 自動車技術
コラボレーションしたい分野: 分野を超えたコラボレーションが可能な全ての分野

学術系クラウドファンディング academist

演者: 柴藤 亮介
所属: 株式会社エデュケーショナル・デザイン 代表取締役
関連する分野:
コラボレーションしたい分野: 分野を超えたコラボレーションが可能な全ての分野

■ リバネス研究費セミナー「エッジの効いた産学連携の始め方」

日時:3月8日 10:00-12:00
座長 高橋 宏之 株式会社リバネス 研究戦略開発事業部 部長

リバネス研究費の歩み

演者: 高橋 修一郎
所属: 株式会社リバネス 代表取締役COO
関連する分野: 研究するすべての企業
コラボレーションしたい分野: エッジの効いた若手研究者

富士フイルムのリコンビナント素材 ”cellnest” を使った再生医療研究~素材の特徴と加工品~

演者: 中村 健太郎
所属: 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 再生医療研究所
関連する分野:
コラボレーションしたい分野: 再生医療

JINS MEME ACADEMIC AWARDの取り組み

演者: 井上 一鷹
所属: 株式会社ジェイアイエヌ
関連する分野: ウエアラブル、生体センシング
コラボレーションしたい分野: JINS MEMEを活用しうる研究

玄米有効成分を活用した肥満症・糖尿病改善の分子医学と医療応用

演者: 小塚 智沙代
所属: 琉球大学大学院医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科) 日本学術振興会 特別研究員PD
関連する分野: 創薬、健康増進産業、アンチ・エイジング関連産業
コラボレーションしたい分野: 食品・高機能サプリメント事業
受賞: クレイ沖縄賞、はなまる賞受賞

口腔扁平上皮癌細胞の温熱感受性に関わるmiRNAの同定

演者: 古澤 之裕
所属: 慶應義塾大学・薬学部・生化学講座 助教
関連する分野: センシング技術・診断マーカー
コラボレーションしたい分野: 診断・治療
受賞: 東レ賞受賞

チンパンジーiPS細胞を用いたヒトの進化生物学/進化医学

演者: 今村 公紀
所属: 京都大学霊長類研究所 助教
関連する分野: 幹細胞、発生、進化
コラボレーションしたい分野: 医学、創薬
受賞: ライフテクノロジージャパン賞

筋萎縮性疾患治療を指向したマイオスタチン阻害ペプチドの同定

演者: 高山 健太郎
所属: 東京薬科大学 薬学部 薬品化学教室 助教
関連する分野: 創薬
コラボレーションしたい分野: 診断
受賞: Pall Forte Bio 賞

人工知能と量子情報処理の架け橋:量子機械学習の可能性

演者: 田中 宗
所属: 京都大学 基礎物理学研究所 物性分野 基研特任助教
関連する分野: 人工知能、ロボット技術
コラボレーションしたい分野: 診断・検査事業、ヘルスケア事業
受賞: ディスカヴァー・トゥエンティワン賞

マイコン制御を用いた水耕栽培システムの開発

演者: 西村 知紘
所属: 電気通信大学情報理工学部
関連する分野: (仮)
コラボレーションしたい分野: (仮)
受賞: ROHM賞

■ 口頭セッション#3 一般公募による自由テーマ

日時:3月8日 14:00-15:00

再生医療を用いた脳深部刺激の長期信頼性向上

演者: 中島 新
所属: 株式会社 フィックスターズ エンジニア
関連する分野: 神経補綴、脳深部刺激、再生医療
コラボレーションしたい分野: メディカルデバイス事業、再生医療事業

RNAiを応用したペストコントロールの可能性

演者: 宮田 恵多
所属: 中部大学・生命健康科学部・生命医科学科 助手
関連する分野: 植物保護科学、昆虫科学
コラボレーションしたい分野: 害虫駆除事業

細胞選別を目的とした超急速凍結法 ”アクアポリンxiPS細胞”

演者: 加藤 靖浩
所属: 慶應義塾大学・医学部 助教
関連する分野: 再生医療、創薬、凍結保存
コラボレーションしたい分野: 再生医療、創薬、クラウドファンディング

見極めるを科学する~若きグローバルリーダーの特性とは~

演者: 松永 正樹
所属: 立教大学経営学部 助教
関連する分野: Human Resources、リーダーシップ論、マッチングアルゴリズム
コラボレーションしたい分野: 教育事業、人材開発、出版事業、航空/エアライン事業

福祉と企業のマッチング 障がい者による商品開発と地域活性化”

演者: 長根山 由梨
所属: 就労訓練工場しせいかい 入職3年目
関連する分野: 福祉事業、食品事業、観光物産業
コラボレーションしたい分野: 観光物産業、食品事業

■ 口頭セッション#4 学生公募による自由テーマ

日時:3月8日 15:30-16:30
座長 西山 哲史 株式会社リバネス 研究戦略開発事業部

スペースデブリ除去のための小型ロボットアーム衛星の提案

演者: 城戸 彩乃
所属: 首都大学東京大学院 システムデザイン研究科 航空宇宙システム工学域 修士1年
関連する分野: 宇宙開発、ロボティクス、材料化学
コラボレーションしたい分野: 材料分野、宇宙開発分野

濡れた表面を瞬時に接着可能な水素結合性ポリマー

演者: 柳沢 佑
所属: 東京大学工学系研究科相田研究室 博士課程2年
関連する分野: 材料、接着
コラボレーションしたい分野: プラント・エンジニアリング、医用材料

インキュベータ内蔵型全自動細胞計測装置の開発

演者: 林下 瑞希
所属: 首都大学東京大学院理工学研究科 博士後期課程1年
関連する分野: 培養細胞、ハード・ソフトウェア開発
コラボレーションしたい分野: インキュベータ関連、顕微鏡関連、培養細胞関連

SCIGRA ~オープンソースソフトによるサイエンス視覚化~

演者: 田中 啓太
所属: AnimeScience Studio&Laboratory 広報
関連する分野: サイエンス3DCG
コラボレーションしたい分野: 全分野の理系研究者、産業関係者

大腸菌による決定性有限オートマトンの構築及びCTCの検出

演者: 石川 雅人
所属: 東京大学教養学部理科二類 1年
関連する分野: 合成生物学
コラボレーションしたい分野: 試薬提供事業、診断・検査事業、IT

■特別講演 1分子DNA解析技術「Quantum Sequencing」による破壊的イノベーションの実現

日時:3月8日 17:00-
演者:本蔵俊彦 クオンタムバイオシステムズ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO

■ ポスターセッション

コアタイム
3月7日15:00-15:30
3月8日13:00-14:00、15:00-15:30、16:30-17:00

■ 懇親会

日時:3月7日 18:30-20:00