【レポート】アントレキャンプDay4 成果発表会 〜飛躍の4日間を振り返る〜

【レポート】アントレキャンプDay4 成果発表会 〜飛躍の4日間を振り返る〜

中高生のためのアントレキャンプ、Day4成果発表会のようすをお伝えします!本レポートでは、参加者個人個人の成長や夢に焦点を当てて参ります、ぜひ最後までお読みください。
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まずはバイオコースからです。4日間の研究内容も、生徒の側でファシリテーターを立てて発表します。DSC_1436 DSC_1444 続きまして、個人の学びと、今後の夢について一人ひとり語ります。DSC_1488

実験内容に興味を持って参加したという守谷君。「実験ではDNAの知識を得られたが、それ以上の大きなものを得ました。夢をつかみかけたと思います。それは、動物の写真家になりたいということ。生き物の素晴らしさを伝えられるように、まずは写真の勉強をしていきたいです。」


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「このアントレキャンプでは、主体性やまわりを巻き込むことの大切さを学びました。実験やディスカッションから、世界のエネルギー問題に関心をもったので、再生可能エネルギーについてもっと研究したいし、周りの大人にも伝えていきたいです。」と福田君。

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今回沖縄から参加してくださった平安さん。「なんでと深く考える大切さや積極性を学べたと思います。私は、畜産農家の減少をなんとかしたいと思っています。”くさい・きたない・危険”といったイメージの払拭のために、特に若い人たちを対象に農業や畜産業との触れ合い体験をしてもらいたいです。まずは私たちの住む南部地区から発信していきます。」


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同じく沖縄からの参加者、山城さんも畜産に対する課題を強くそして真剣に語りました。「畜産業では、動物の命がないがしろにされがちです。暴れないように角を切ったり、効率のために狭い畜舎に押し込められたりしています。私は、命を尊重した畜産の実現を目指しています。まずは学校で、ブロイラーを自然な環境で飼育することから始めていきます。」

続いて、ロケットチームの発表です。DSC_1510

打ち上げの写真や動画も使って臨場感あふれるプレゼンをしました。
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ロケットチームも、個人の気付きや夢を語ります。

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「固定概念にとらわれるとロケットはつまらないものになってしまいます。仲間と共に開発する大切さを知りました。また、今回自分の作ったものを空に打ち上げましたが、それが好きだということ、自分の興味に従うことが大切だと気づきました。将来はエンジニアになりたいと思います。」と川口君。

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広部さんは、ICTへの興味が広がったと語ります。
「この4日間で自分の興味がわかり、自ら行動しないといけないと思いました。ひとりだと偏った考えしかできないけれども、みんなと一緒になるからこそできることがあると気づきました。これから仕掛けたいのは、病気で会話困難となった人のコミュニケーション支援です。脳の周波を数値化して言葉として読み込むことができるようにしたいです。コンピュータ解析を学んで、多くの言葉から法則を見出しシステムを作りたいです。」

DSC_1526そして今回最年少(中学1年生)で参加した土井君は、宇宙への飽くなき探究心を持っています。「仲間と協力することや、失敗をしてもそれもとに最後まで成功へ持っていく大切さを知りました。僕はやはり宇宙が大好きで、いろんな人が宇宙に行きたいと思ったり行けたりするような世の中をつくりたいので、それに向けて宇宙についていろいろと発信したいと思います。」

 

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初日にはだいぶ緊張していた皆さんですが、最終日にはこれほど自信と達成感に満ちた表情となりました。自分が挑戦したいことについて、語り合える仲間を見つけた彼らの、今後の躍進に大きく期待したいと思います。

最後に、フィナーレムービーを共有します。4日間の生徒の挑戦と成長の軌跡を、ぜひご覧ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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