小学生のための農学と食の研究所「アグリサイエンスラボ」入会者募集 5月9日の講座は、千葉の農場で田植えに挑戦!
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)では、修士号・博士号を取得した研究者とともに1年を通じて研究に挑戦する小学生向け科学教室「リバネススクール」を展開しています。このたび、ロボット・生命科学をテーマとした既存のプログラムに加え、新たに、小学生のための農学と食の研究所「アグリサイエンスラボ」(Agri Science Lab)を2015年4月26日より開講いたしました。
本研究所では、研究者とともに作物栽培、実験、調理を通して食に隠れた科学を学び、食を深く理解し選択する力を育みます。1年間のプログラムを通して、「食べものがどのように作られ、私たちのからだを作り動かしているのだろう」という疑問を解き明かしていきます。次回5月9日(土)の講座では、作物学の博士と一緒に千葉の農場に訪問し、田植えに挑戦します。体験参加もしくは途中入会いただける皆様を募集しておりますので、ぜひお申込ください。
■次回体験参加申込:https://lne.st/2015/04/21/taue2015/
■アグリサイエンスラボ・詳細はこちら:https://school.lne.st/agrisci/
アグリサイエンスラボの特徴
その1 ハカセと一緒に体系的に食を学ぶ
アグリサイエンスラボの講師は、農林水畜産や食、環境の分野で修士号・博士号を取得したリバネスのスタッフが務めます。講師と共に、食について、生命科学・栽培学・食品工学・栄養学の観点から体系的に学んでいきます。
その2 フィールド実習とキッチン実習を通じて観察や実験を重視
アグリサイエンスラボでの学びは、ただの食育に留まりません。フィールド実習での観察やキッチン実習での実験を重視しており、食にまつわる科学を実体験と共に学んでいきます。
■フィールド実習:作物学のハカセと共に米や大豆の播種や収穫に挑戦し、農機具や栽培に関する最先端の生産技術にも触れます。
■キッチン実習:例えば、ふっくら美味しくふくらむパンの秘密を知るための酵母の発酵実験や、魚肉や豚肉を安全に食べるために重要な塩の働きを知るための実験を、調理の前に行います。そのうえで、かまぼこやソーセージ作りといった実際の調理・試食に進みます。
その3 自分で育てた作物を自分で調理し、食べる
フィールド実習で育てた米を使った炊飯、大豆を使った味噌仕込みにも挑戦します。栽培から調理までの一連を体験することで、私たちの豊かな食生活を支えている科学・技術を体系的に理解し、自ら食を選ぶ力が身につきます。
アグリサイエンスラボでは、このような1年間のプログラムを通して、人々の健康や食産業の未来を生み出す人材の育成に貢献してまいります。今後も入会・見学・体験参加を受け付けておりますので、ご興味のある方はお問い合せください。
これまでに実施した講座内容
昨年から定期的に開催したプレ講座では、パン・かまぼこ・ソーセージ作りに挑戦しています。4月26日(日)には、初回講座「食べものからDNAをとってみよう」を実施いたしました。また、5月9日の講座「田植えに挑戦しよう」の事前学習として、イネの種子の観察や、良い種を選ぶための「塩水選」について学びました。
ブログはこちら:https://school.lne.st/2015/04/28/asl0426/
アグリサイエンスラボ概要
■日時:キッチン実習 毎月第4日曜日11:30〜13:30、フィールド実習 隔月第2土曜日もしくは日曜日08:00〜16:00
■場所:キッチン実習 WACCA IKEBUKURO キッチンスタジオLupe(池袋の新商業施設です http://wacca.tokyo/)、フィールド実習 千葉県および神奈川県の農場
■費用:月謝制(入会金10,000円、月謝8,500円/月、月額教材費5,000円/月)(税抜)
■ウェブサイト・詳細はこちらから:https://school.lne.st/agrisci/
■お問い合せ:株式会社リバネス(地域開発事業部 秋永)Tel: 03-5227-4198 FAX: 03-5227-4199
リバネススクールとは
株式会社リバネスが運営する小学生向けの科学教室です。最先端を担う研究者と、未来を担う子供たちとが一緒になって研究をする「研究所(ラボ)」をコンセプトとしています。講師は全員が理系大学院の修士号または博士号を取得し、現在もリバネスの知識創業研究センターなどで研究に取り組む研究者です。受講生は各プログラムを通じて、学び、考え、実験・工作をしながら、自分の「知りたい」「作りたい」に挑戦するために必要な力を身につけます。これまで、アグリサイエンスラボのほかに2つの教室を展開しております。
■ロボティクスラボ
素材の性質や力学などを知ったうえで、プログラミングなどを学びながら、オリジナルロボットを作る4年間のプログラムです。物理現象をひとつずつ丁寧に捉えながら「考える力」「工夫する力」を育みます。
■バイオディスカバリーラボ
身の回りの生き物に目を向けて、観察し、生き物がもつしくみを学ぶことで「未知なるものに挑戦する好奇心と行動力」を育む2年間のプログラムです。