【福幸豚ニュース連載3/4】畜産農家向けワンストップサービスを沖縄県環境科学センターと協働で開始

【福幸豚ニュース連載3/4】畜産農家向けワンストップサービスを沖縄県環境科学センターと協働で開始

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は一般財団法人沖縄県環境科学センター(本社:沖縄県浦添市、代表理事:福村圭一)と協働し、科学的分析を活かした畜産農家向けワンストップサービスによる農業支援を開始しました。飼料や肉質などの分析とコンサルティングを組み合わせたサービスにより、畜産農家の生産性向上・衛生向上さらには高収益化を目指します。

背景

TPPや配合飼料の価格高騰などの変化に対応した畜産農家支援の重要性
近年、配合飼料価格の世界的高騰、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)締結により予測される安価な輸入豚肉の流入、PED(豚流行性下痢)の蔓延による生産性の低下など、畜産農家を取り巻く環境は厳しい状態が続いています。こうした業界の変化に対し畜産農家が単独で対応することは難しく、支援機関が適切に連携し、実証試験や施設整備などその変化に対応した支援が求められています。

サービスの特徴

特徴1:未利用資源の飼料化や分析に強みをもつチームが支援

これまでに株式会社リバネスでは、シークヮーサーやアセロラの加工副産物や泡盛蒸留粕など、沖縄の未活用資源の飼料化プロジェクトを推進してまいりました。一方、一般財団法人沖縄県環境科学センターは、長年、飼料分析から肉質分析、畜産排水の分析を行っており、県内でも随一の分析能力と蓄積されたデータベースを持っています。両者が持つ強みを連携し、チームとなって畜産農家が抱える課題の解決を目指します。

特徴2:沖縄県内初の畜産農家向けワンストップサービス

畜産農家へのヒアリングを丁寧に行って課題を抽出し、何からどのように解決していくのか、各農家の実状に合わせてマイルストーンを作成します。その上で必要な分析項目を見定め、その指標に従い、改善点や新たな取り組みを具体的に提案します。事前相談から分析、実行まで一貫した支援が可能です。

サービスの概要

■対象:沖縄県内外の畜産農家(牛、豚、鶏、山羊など)
■解決する課題:
生産に関する課題・・・飼料コストの軽減、技術導入、環境改善
販促に関する課題・・・加工品開発、販路拡大など
■分析項目:飼料分析、肉質分析、飼育環境分析(悪臭、排水調査など)
■価格:基本的にはお問い合わせをいただき、ヒアリングをしてからのお見積りを算出いたします。

 

なお、当サービス内容を解説するセミナーを6月22日に開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

知と知を結ぶBeAGRIセミナー『泡盛蒸留粕活用セミナー』

■日時:平成27年6月22日(月)19:00-20:30
■場所:沖縄県環境科学センター5階会議室
■対象:畜産農家、飼料メーカーなどの畜産関係者、一般企業、自治体職員、研究者等
■定員:20名
■参加費:無料
■プログラム:
19:00-19:05 主催者挨拶・講師紹介
19:05-19:30 「泡盛蒸留粕の飼料化とエコフィード」
講師:株式会社リバネス 地域開発事業部 福田 裕士 氏
19:55-20:15 「畜産農家向け分析ワンストップサービスの紹介」
講師:一般財団法人沖縄県環境科学センター 桑江義之 氏
20:15-20:20 質疑応答
20:20-20:30 アンケートおよび名刺交換・閉会
■主催:株式会社リバネス
■協力:泡盛蒸留粕飼料化確立協議会
■お申し込みはこちらから:
https://docs.google.com/a/lne.st/forms/d/1VWlLoeqoAZK6-3_oWr7Vvh5P2sIt0bcw2l5uA9aUuqI/viewform?c=0&w=1

 

本サービスおよびセミナーに関するお問い合わせ先

株式会社リバネス沖縄事業所(担当:福田)
TEL:098-996-1404 MAIL:[email protected]