理系大学生・大学院生におすすめなインターンシップまとめ2015(前編)

理系大学生・大学院生におすすめなインターンシップまとめ2015(前編)

8月から就職面接が解禁され、続々と内定をもらう人が出てきました。そんな先輩方を研究室で見て、そろそろ自分の就職を考えなきゃと思った人も多いのでは?

自分のキャリアを考えるために有功な手段として注目されているのが、インターンシップです。

注目されているからこそ、今はたくさんの企業がインターンシップを実施ししています。内容は様々、ピンからキリまであります。自分にあったインターンシップに参加して、ビジネス経験を積み、自分の就職活動に活かしましょう。

インターンシップを選ぶポイント

個人的には、時間が許す限り、研究をおろそかにしない、という前提で、ベンチャーの社長のカバン持ちや研究所でのプロジェクト参加型の長期インターンなど、より負荷の高いインターンシップをおすすめしたい。ベンチャー志向かどうかにかぎらず、ビジネスを1から生み出す視点は様々な現場でも役に立つからです。社会人になったらどのみちマルチタスクをやっていかなくてはならないですし。とは言え、研究第一なのは言うまでもないのが理工系の人たちなので、これからインターンシップに参加する人は、自分が何を知りたくて参加するのか、目的をしっかり考えることをおすすめします。目的と枠組みがマッチしていないと、期待しているようなことを任せてもらえなかったり、ハードルが高すぎて研究と両立できなかったりします。参加する前に自分が何のために参加するのか、そのためにどこまで頑張れるのか(時間のやりくりも含めて)を考えて探しましょう

インターンの目的例として今回は2つの例を取り上げます。

1)業界研究がしたい人のためのインターンシップの探し方

2)ビジネスのシビアな現場を体験してみたい人のための、

ワークショップ

2記事に分けて、それぞれにおすすめなインターンシップやその探し方をお伝えしていきます。

1)業界研究がしたい人のためのインターンシッ プの探し方

昨年度から採用選考が大きくずれ込んだため、会社理解のためにインターンシップを利用してほしい、とインターンを設ける企業が多くなってきました。昨年は約2割の企業が新しくインターンシップをはじめた模様。(http://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=93

参加する学生にとっても、1)が最も多い参加の理由です。
探すには理系インターンナビなど。 https://rikeinavi.com/int/
理系ナビ2017もサマーインターン特集中 https://rikeinavi.com/17/

最近の取り組みとしてはこんなものもあります。

キャリア大学 http://www.career-univ.com/

こちらは理系向けばかりのインターンシップではありませんが企業・官公庁・国際機関・NPO・NGOの質の高い講演やワークショップなどを通して働き方やその業界の入り口を知ることができます。選べば1日や2日などの短い期間のインターンが多いことも、忙しい理工系学生には魅力でしょう。

以下、リバネスのインターンシップをしながらM2ですでに他社でも内定をもらった意見を参考にすると、 1日インターンシップは会社説明会とそんなに変わらないものが多いかもしれないので実績としてもアピールに欠けるし、あくまでもお客さん扱いなものが多かったそうです。彼女たちは1日も含めて平均すると、数社のインターンを受けていた模様。

業界研究をしっかりしたり、職場の雰囲気を知りたければ、数日間社員さんと一緒に過ごせる企画や、インターン自体に選考があり、少人数でみっちり受けさせてもらえるものを選んだ方がよさそうです。

各経験者の声はこういったサイトからも確認できます。(登録が必要ですが)

みんなの就職活動日記 http://www.nikki.ne.jp/event/20130516/

次回はシビアなビジネスの現場を短期間で体験できるおすすめな取り組みの紹介です。