沖縄県内初の採択:エコフィード製造技術の海外展開を目指しています

沖縄県内初の採択:エコフィード製造技術の海外展開を目指しています

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は、平成27年度ふるさと名物応援事業補助金(JAPANブランド育成支援事業)の戦略作成支援事業において、農産物や食文化の輸出が多い中、世界の畜産情勢から見てもその技術の必要性があることが評価され、沖縄県では唯一の技術の輸出を目指すプロジェクトとして採択され、エコフィード技術の海外展開に取り組みます。

採択された実施プロジェクト名

エコフィード製造技術とエコフィード畜産物のアジア展開

中小企業庁からの発表

http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/japan_brand/2015/150529Jbrand-koubo.htm

※エコフィードとは、加工副産物や食品残差等を利用し、豚の成長に合わせて栄養を設計して製造された飼料です。

 

■プロジェクトの特徴

特徴1:県内外のエコフィードのスペシャリストが連携

 株式会社リバネスは沖縄県内で地域未利用資源からのエコフィードを製造し、新たなブランド豚を創出する事業に取り組んで参りました。その結果、萬壽豚(農業生産法人株式会社熱帯資源植物研究所)や南ぬ豚(農業生産法人有限会社やえやまファーム)などのブランド豚が現在販売されています。本事業は自社に加えて、沖縄県内でエコフィードを製造する合資会社オキスイ、飼料分析及び肉質分析に強みを持つ分析機関の沖縄県環境科学センター、都市圏で液体エコフィードの製造を行う株式会社日本フードエコロジーセンター、琉球大学の動物栄養学および農業経営学(食品ロス)の研究者と有機的に連携して取り組みます。

 

特徴2:中国をターゲットとしたエコフィード製造技術の海外現状とニーズ調査

本プロジェクトでは、沖縄県からエコフィードの製造技術をアジア(特に中国)へ輸出するこを念頭に、その可能性を調査します。技術の輸出先は、近年、急速な経済発展をするこで食肉の文化が広まり、豚肉の消費が急激に増加した中国です。今回は沖縄県と交易が盛んであり、同じ島嶼地域である香港をターゲットとして2016年3月までに、食品ロスの排出に関する調査や養豚農家の実態調査、エコフィードで飼養した豚肉の評価などを行います。香港を入口に、中国大陸部への技術進出を目指します。

お問い合わせ先

株式会社リバネス沖縄事業所(担当:福田)

TEL:098-996-1404 MAIL:[email protected]