リバネス研究費安川電機自動化賞授与式を開催いたしました。

リバネス研究費安川電機自動化賞授与式を開催いたしました。

2015年12月1日(火)、中央大学にてリバネス研究費安川電機自動化賞の授与式を開催いたしました。株式会社安川電機からはマーケティング本部の井部一隆氏と開発研究所のメンバーが出席し、採択者である中央大学理工学部の中村太郎氏と共同研究者の石川敏也氏に採択通知書が授与されました。

授与式に続いて、中村氏の申請テーマである「巻フィルムチューブ式 SMA 人工筋肉アクチュエータを用いた柔軟性の高いロボットハンドの開発」について、ディスカッションが行われました。生産現場の自動化において人とロボットが共存して作業ができる人間親和型ロボットは国内外を問わず要求が高まりつつありますが、従来の産業用ロボットでは安全面で課題がありました。中村氏は、共同研究者の石川氏とともにロボットハンドの開発を行っており、柔軟なボディが制御によって一時的に剛直で力強い動作を発揮するようなロボットの研究を行い、人と共に作業ができるロボットの実装を目指しています。安川電機の井部氏からも「安川電機ではヒューマトロニクスをあらたなビジョンの1つに掲げ、医療・福祉分野へのメカトロニクス技術の応用で、人間の能力がより生かされる社会を目指している」というお言葉があったとおり、今後の連携への期待が高まる授与式となりました。

【問合せ先】
株式会社リバネス地域開発事業部 担当:宮内
TEL: 03-5227-4198 Mail: Ld@Lne.st