第1回目のリバネス研究費in UK「リバネス賞」採択者決定!

第1回目のリバネス研究費in UK「リバネス賞」採択者決定!

 

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は英国で初となるリバネス研究費を実施し、Ruiz Gonzalez Antonio Rafael氏の「Development of novel deep-learning diagnostics for depression based on non-invasive wearable potassium biosensors」(和訳:非侵襲的で着用可能なカリウムバイオセンサを使用した鬱病のための新しいディープラーニング診断デバイスの開発)を採択しました。

今回のリバネス研究費in UK「リバネス賞」では、「科学に関する研究」というテーマで7月1日〜8月1日の期間で募集を受け付けました。26件の研究テーマが英国中の様々な大学(オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン大学、ロンドン大学(UCL),シェフィールド大学、リーズ大学など)や自らベンチャーを立ち上げている研究者から集まりました。また、研究テーマも認知科学、天文学、素材科学など幅広い分野からの応募があり、英国における研究活動の多様性を感じさせられる募集となりました。
研究テーマの採択は書類審査と面談によって行われ、今回はロンドン大学(UCL)のInstitute for Materials Discoveryの博士課程に在籍するRuiz氏の研究テーマを採択しました。

受賞者のコメント
「現状、多くの英国の若手研究者にとって研究費を得るが難しくなっています。特に私の研究テーマであるセンサーの研究でも、癌などより注目度の高い研究に優先的に研究費が支給される傾向にあります。そんな中、この研究費を得ることで自分の研究を大きく加速させられます。頂いた研究費は、コラボレーターとの関係強化や実験に使うことで、プロジェクトを成功させる第一歩になると思います。」

2009年に日本でリバネス研究費が始まってから、本研究費の目的は一貫して変わらず、若手の研究者の研究を応援し、彼らの研究アイデアの実現を後押しすることでより多くの世界の課題の解決に繋げていくことです。株式会社リバネスでは、今後も英国で研究費を継続的に実施し、様々な企業と連携することでより多くの幅広い分野で英国の若手研究者の研究を応援していきます。

リバネス研究費 in UK に関するお問合せ先:
リバネス国際開発事業部
担当:前川/武田
e-mail: [email protected],
電話:03-5227-4198