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11月4日(土)亥鼻実験教室「レモンはあまい?~生き物のカラダってふしきだな〜」を実施しました/主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、後援:千葉市

11月4日(土)亥鼻実験教室「レモンはあまい?~生き物のカラダってふしきだな〜」を実施しました/主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、後援:千葉市

株式会社リバネスが企画協力を行った亥鼻実験教室、「レモンはあまい?~生き物のカラダってふしきだな〜」(主催:千葉大学医学部附属病院臨床試験部、後援:千葉市)が、11/4(土)に亥鼻イノベーションプラザにて実施されました。

本実験教室では、千葉市内の小学校5・6年生を対象に、医学研究・臨床試験に関する興味関心を持ってもらうために、カラダの感覚のひとつである「味覚」という切り口から臨床試験を疑似体験してもらうプログラムを実施しました。講義の導入では、「インフォームドコンセント」を疑似体験し、臨床試験の実施前には実施内容の説明を受け、理解・合意することが必要であることを学びました。臨床試験の疑似体験では、小学生の子どもたちが「味覚が変わる薬」として、味覚を変える働きのあるミラクルフルーツから作られたタブレットを口にし、すっぱい飲み物・しょっぱい飲み物・甘い飲み物に対する味覚がどのように変化するのかを評価しました。試験は、味覚に影響を与えないラムネを偽薬として、「味覚が変わる薬」がどのような効果を示したのか、その効果には個人差があったのかどうかなどを調べました。

まずは実験結果のデータを個人で考察し、次に班の中で意見を発表しました。その後実験の結果わかったことや、この臨床試験の疑似体験で感じたことなどを班内でまとめ、全体に向けて発表を行いました。「味覚が変わる薬」にはどのような作用があったのか、同じ薬を繰り返し飲むことによる大変さなど、小学生たちは疑似体験を通して様々な気づきを得ていました。

実験後には、臨床試験部の先生による臨床試験の話や、先生の医学研究について講義をしていただき、新しい薬を開発するためには臨床試験がとても大切であることを知ることができました。

臨床試験の疑似体験後の子どもたちからは、
・これからはいろいろな臨床試験に積極的に参加したいと思った。
・もう少し難しい説明かと思っていたら、意外に分かりやすくて良かった。
・ミラクリンのことについて知ることができ、臨床試験の話もあったので、とても勉強になった。
・臨床試験が人に役立つことだとわかった。
・薬をつくるためのとても大切な試験だと思った。

といった意見をもらうことができ、子どもたちにとって貴重な体験であったようでした。

<実施概要>
日時 11月4日(土) 13:30-16:00
対象 千葉市内の小学5・6年生 14名
場所 千葉大亥鼻イノベーションプラザ
内容 講義:千葉大医学部附属病院臨床試験部  花輪道子先生
     実験:ミラクリンを使った臨床試験の疑似体験

<亥鼻実験教室について>
亥鼻実験教室は、平成21年度から千葉大学医学部附属病院臨床試験部が主催し、独立行政法人中小企業基盤整備機構の協力、千葉市の後援を得て、千葉大亥鼻イノベーションプラザにおいて行われている、小学生高学年を対象とした実験教室です。

http://www.chiba-crc.jp/clinical_trials/inohana.html

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社リバネス 担当:花里
tel: 03-5227-4198 mail: [email protected]