【実施報告】11月11日みのり幼稚園小学部にてホタライト実験教室を行いました

【実施報告】11月11日みのり幼稚園小学部にてホタライト実験教室を行いました

株式会社リバネスは、11月11日練馬区の学校法人みのり幼稚園にて、ホタライト実験教室を実施致しました。

本教室は、リバネスが運営している小学生のための生命科学研究所「Bio Discovery Lab(バイオディスカバリー ラボ)」の特別出張出前教室として開催しました。バイオディスカバリーラボは、生き物のふしぎに触れ、スタッフと共に研究を行うことで、未知なるものに挑戦する好奇心と行動力を育てるスクールです。本実験教室では、スクールの中の一プログラム、ホタルの光を2種類の液体(ルシフェリン・ATPとルシフェラーゼ)を混ぜることで再現できるホタライトを用いて実験を行いました。ホタライトは酵素反応によって光ることから、タンパク質の性質や酵素の性質を学ぶ教材として主に使用されております。

当日はみのり幼稚園の小学部に所属する小学校1年生から小学校6年生の生徒26名が参加しました。冒頭では、講師がロボット開発をしているバックグラウンドから、ロボット開発や研究を始める上で重要である「よく観察すること」「不思議の発見」の重要性を伝え、「ホタライトをよく観察して、たくさんの不思議を発見しよう!」というミッションの下、実験教室を行いました。


最初の実験では、2種類の液を混ぜホタライトが光る様子を実際に見て、どんな新しい発見があったかを子どもたちに手を挙げて発表してもらいました。その発言の中で、試験管を手で握っていた人とそうでない人がいたことから、「温度に秘密がある」と気付き、温度条件を変える実験を行い、生物発光の仕組みにも迫りました。この実験から、タンパク質でできているルシフェラーゼが入った液が熱に弱いことから光らなくなっていたということを突き止めました。最後に追加実験として、今まで気づいた疑問について調べる実験を班ごとに自由に行いました。

授業の終わりに、講師から「生きものを観察することは生きものからヒントを得ることであり、その発見がロボット開発や色んな研究にも役立っている。これからも、身の回りの生き物をよく観察して、ふしぎを発見したらどんどん調べていこう!」とメッセージを伝えました。

バイオディスカバリーラボでは、ホタライト実験を始めとした小学生向けの研究プログラムを年間を通して実施しています。

12月と1月にも体験教室を実施致します。ご興味のある方は奮ってご参加ください。

 

詳細はこちら

https://school.lne.st/top/preschool/

 

<実施概要>

日時:11月11日(土) 14:00-16:00

対象 学校法人みのり幼稚園小学部 小学1-6年生 26名

場所 学校法人みのり幼稚園

内容 ホタライトを使った科学実験教室

 

<バイオディスカバリーラボについて>

「Bio Discovery Lab(バイオディスカバリーラボ)」は株式会社リバネスが運営する小学生のための生命科学研究所です。生き物のふしぎに触れ、スタッフと共に研究を行うことで、未知なるものに挑戦する好奇心と行動力を育てます。

 講師は皆、理系の博士号・修士号の取得者です。身の回りの自然は未知にあふれています。講師はその未知を解き明かすべく研究を重ねてきました。その経験をもとに、子どもたちが、自分の力で未知に挑む心を育てます。1 年目にはさまざまな生命現象に触れ、探求活動の楽しさを学びます。2 年目には講師たちも答えを知らない研究課題に取り組み、自らの手で研究成果を導き出します。3 年目には、子どもの興味に合わせてひとりひとり独自の研究テーマをもち、学会発表などを通じて学術的にも価値ある研究活動に取り組みます。

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<本件に関するお問い合わせ>

株式会社リバネス

tel: 03-5227-4198 

問い合わせフォーム:https://school.lne.st/inq/