【超異分野学会開催報告】第7回超異分野学会は859名が参加!

【超異分野学会開催報告】第7回超異分野学会は859名が参加!

 

開催報告
第7回超異分野学会は859名が参加し、盛況のうちに終了いたしました

 

2018年3月2日(金)、3日(土)、TEPIA先端技術館にて第7回超異分野学会本大会(主催:リバネス)を開催いたしました。小学生から研究者、ベンチャー、大企業、町工場、さらには海外のスタートアップやアクセラレーターまで総勢859名の人々が国内外から集まりました。計24のセッションと国内99演題のポスター、40のベンチャー・町工場ブース、海外のスタートアップ12チームのブースが集まり、大いに盛り上がりました。

超異分野学会は、「Be hyper-interdisciplinary(超異分野であれ)」をミッションに掲げ、細分化された知識に横串を通し新しい知識を生み出すためのプラットフォームとして2012年にスタートしました。アカデミアの研究者や企業、町工場の技術者、起業家、大企業の経営者・新規事業創出の関係者まで、研究、ビジネス、ものづくりなど様々な領域のプロフェッショナルたちが化学反応を起こす場として、他に類を見ない新しい学会のしくみを作っています。

第7回の今回は「人とは何か、そして人を取り巻く研究へ」という壮大なテーマのもとに集まった多様なジャンルの参加者どうしが、連日白熱した議論を交わしていました。

リバネスでは超異分野学会をスタートの場であると位置づけています。ここから新しいプロジェクトが生み出され、1年間かけて動いた成果を次の超異分野学会に携えて、また新たな異分野融合を起こす。来年もそんな場をみなさんと創り上げていきたいと願っています。

来年の開催は、2019年3月1日(金)・2日(土)を予定しておりますので、ぜひご参加ください。

第7回のセッションの内容は、順次リリースして参ります。

 

●表彰ダイジェスト


3月2日(金)
TECH PLANTER world communication

200以上の申請書の中から選ばれた海外TECH PLANTERの最優秀チーム6チームが集い、Vision、解決したい課題、コアとなるテクノロジーについてのプレゼンテーションが行われました。米国、英国、シンガポール、日本のアクセラレータによる審査も行われ、シンガポールの南洋工科大学発ベンチャーEcoWorth Tech Pte. Ltd.,が最優秀賞に選ばれました。
同社はバイオマス由来のカーボンファイバーエアロゲルを使って、食品加工、オイル・ガス田、化学合成などの作業中に発生する油の吸収と回収の技術によって、環境問題の解決を目指しています。

 

リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2018

リバネスでは、「世界が抱える課題を見出し、その課題を解決しうるパッション、ビジョンそしてテクノロジーを併せ持ち、最も未来を創造しうるベンチャー企業」をリアルテックベンチャーとして表彰しています。リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー 2018 ではスタートアップ部門5社とグロース部門3社を選出、表彰しました。


<スタートアップ部門>
・株式会社セルファイバ
・株式会社クァンタリオン
・インテグリカルチャー株式会社
・アイ・イート株式会社
・シンクサイト株式会社
<グロース部門>
・レキオ・パワー・テクノロジー株式会社
・株式会社夏目綜合研究所
・エルピクセル株式会社

 

3月3日(土)
リバネス研究費アワード2018

この一年間でリバネス研究費に採択された研究者のうち、9名の研究者による研究内容や研究のビジョンに関するプレゼンテーションが行われました。その中から最も異分野との連携に積極的な研究者が超異分野学会賞として選出しました。

 

<超異分野学会賞受賞者>
筑波大学システム情報系 助教 津川翔(日本の研究.com賞採択者)

 

テクノロジー・スプラッシュ

テクノロジー・スプラッシュは、本大会から新しく始まった企画です。リバネスのコアコンピタンスである「サイエンスとテクノロジーをわかりやすく伝える」をコンセプトに、研究者が3分間で自身の研究の面白さを相手に伝えることで、今まで出会ったことのなかった哲学や仲間を発見する場です。総勢43名の研究者の中から、最も自分の研究の魅力を伝えることができた人に賞が授与されました。
<テクノロジー・スプラッシュ賞受賞者>
・早稲田大学 先進理工学部 応用化学専攻 修士2年 内田 早紀
・発表テーマ「有機シリカ被覆によるコロイド状シリカナノ粒子の中空化プロセス」

 

ポスターセッション

ポスターセッションには99の演題が集まり、2日間ディスカッションが行われました。会場審査と審査員によって決定される超異分野学会ポスター最優秀賞、企業賞としてサントリー賞、日本ハム賞、古野電気賞が設置されました。発表には高校生も参加し、発表分野だけでなく、発表者のバラエティーにも富んだポスターとなりました。

 

<最優秀賞受賞者>
・筑波大学 Valderrama Arvin(バルデラマ アーヴィン)さん
・発表タイトル「脳波を用いた新しいコミュニケーションの提案」
難しいテーマに対してパッションを持ってチャレンジしている点と、チームを作って研究を推進している姿勢が高く評価されました。

 

<サントリー賞受賞者>
・名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所  特任講師 中根右介さん
・発表タイトル「既存薬ライブラリーを用いた 概日リズム制御化合物の探索」

 

<日本ハム賞受賞者>
・熊本大学大学院生命科学研究部  講師 藤原 章雄さん
・発表タイトル「ヒトマクロファージをターゲットとした創薬研究」

 

<古野電気賞受賞者>
・浦和実業学園中学校 榎本 咲喜さん、松本 奏さん
・受賞テーマ「緑色光を照射したヒラメの成長促進効果」

・浦和実業学園中学校 三橋 芽依さん
・受賞テーマ「光の照射によってイワナの成長を促進できるのか」

※高校生の皆さんが帰宅されていたので、採択した古野電気(株)の今坂様だけで写真撮影を行いました。

 

三菱電機アイデアプラス賞

三菱電機株式会社協力のもと開催した「三菱電機アイデアプラス」では、大企業の持つ既存特許技術を活用した新規用途を、町工場、学生、研究者がそれぞれの視点で考えました。
どのアイデアも甲乙つけがたく、出場した3チーム全てに賞が授与されました。

<受賞チーム>
・academic smart air coating team:学生、研究者混成チーム
・チーム墨田大正:東京と大阪の町工場2社の混成チーム
・Factor-3(ファクトリー):東京と大阪の町工場3社の混成チーム

第7回超異分野学会 本大会 Webサイト:https://hic.lne.st/conference/kanto2018/