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マレーシアスタートアップMyCRO社の教育向け3Dプリンタを日本初導入

マレーシアスタートアップMyCRO社の教育向け3Dプリンタを日本初導入

2018年4月29日、マレーシアのスタートアップMyCRO社の創業者Darween氏、C.K.氏がリバネスロボティクスラボへ来社し、日本で初めて彼らの開発した教育向け3DプリンタRP-Makerを納品しました。

MyCRO社は2015年にリバネスがマレーシアにて初めて開催したTECH PLAN GRAND PRIX in MALAYSIAにて優秀賞を受賞し、2016年に会社設立。マレーシアで初めて独自で3Dプリンタを開発し、政府や教育機関による3Dプリンタの教育プログラムを展開しています。

今回納品されたPR-Makerは15cm四方のベッドサイズでPLA、ABSに加え弾力性のあるTPU樹脂での出力も可能です。ベッドの高さは最初に設定してしまえば多少ずれても自動でキャリビュレーションする機能がついているため補正されます。USBにデータを格納すればパソコンなしで出力可能です。梱包を解いてから約10分で印刷を開始することができます。学校教育用に活用しやすい機種となります。また、途中でフィラメントの色を変える機能も搭載されています。価格は3600RM(日本円約11万円)となります。

MyCRO社は今年度中高生の学会SCIENCE CASTLE in Malaysia のパートナー企業としてワークショップも実施しました。今後、リバネスはMyCRO社と共に、東南アジアの3Dプリンティング技術、ロボティクスを軸にエンジニアリング教育プログラムを開発し、世の中の課題解決できるような人材育成を促進してまいります。