パネルディスカッション「蓄積と統合で予測する自分の身体の未来」を開催@超異分野学会大阪フォーラム(2018.10.13)
リバネスが主催する超異分野学会 大阪フォーラム2018(2018年10月13日(土))内で、パネルディスカッション「蓄積と統合で予測する自分の身体の未来」を開催いたします。
コホート調査、個人の遺伝子検査、ライフログの取得など、個々人の体質や状態を知り、健康の維持・増進につなげられ情報が加速度的に増大しています。加えて、技術の進歩でより詳細な生体データや、生活の履歴が取得可能になってくるようになると、それをどう読み解き、活用できる形にするかがより大きな課題になってきます。しかし、それに対する有効な解決方法は模索段階にあります。
今回は、予測に関わるアルゴリズムについて研究する研究者、センサーを活用して情報を集め、活用するベンチャー、ヘルスケアで大きなビジネスを仕掛けている企業の担当者らが集まりました。最先端の技術だけでにとらわれるのではなく、様々なデータからどう体の状態を予測するか、得られた情報をどう活用できる形にするのか、そのために必要なプラットフォームなどについて幅広く議論します。
本セッションに限らず、健康をキーワードに様々な切口から研究者、ベンチャー、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。聴講申込(10月12日締切)は、大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
パネルディスカッション「蓄積と統合で予測する自分の身体の未来」
日時:2018年10月13日(土)9:30〜10:50
場所:アートホテル大阪ベイタワー(〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天1-2-1)
最寄空港:JR大阪環状線・大阪メトロ中央線「弁天町駅」直結
<パネリスト>
株式会社ディー・エヌ・エー ヘルスケア事業部 ビジネスディベロップメントディレクター 佐野 毅 氏
大阪大学大学院基礎工学研究科附属産学連携センター 特任教授 中村 亨 氏
京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻 助教 藤原 幸一 氏
株式会社メタジェン 執行役員 村上 慎之介 氏
<オーガナイザー>
株式会社リバネス 知識創業研究センター センター長 高橋宏之
【登壇者紹介】
佐野 毅 氏
株式会社ディー・エヌ・エー | DeNA
ヘルスケア事業本部 ビジネスディベロップメントディレクター
薬剤師 主にデジタルヘルス・ディジタルセラピー・AI/IT創薬に関する事業開発を担当。社会的課題を新規事業企画につなげることを得意とする。Data ☓ AI/IT Driven Health Care Serviceを、世界の人々へと届ける!
前職の第一三共では、スイス・ジュネーブ赴任後、事業開発部・経営戦略部で国内外のベンチャー案件の評価、公募型シーズ探索スキーム「TaNeDS」、基盤技術育成を焦点にした「OiDE」ファンドを三菱UFJキャピタルと組成。
中村 享 氏
大阪大学大学院基礎工学研究科附属産学連携センター 特任教授
2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、博士(工学)。2005年~2008年 大阪大学臨床医工学融合研究教育センター、2008年~2010年 ニュージャージー医科歯科大学、2010年~2017年 東京大学大学院教育学研究科。2013年~2017年 JSTさきがけ研究者を兼任。2017年4月より、大阪大学大学院基礎工学研究科 特任教授(常勤)。専門は生体情報工学、健康情報学。生体信号情報の解析と健康・医療分野への応用、生体システムの動的恒常性機序の解明に従事。
藤原 幸一 氏
京都大学大学院情報科学研究科システム科学専攻 助教
村上 慎之介 氏
株式会社メタジェン 執行役員COO / 慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任助教
2016年に株式会社メタジェンに入社。2018年より執行役員COO。9年以上に渡って腸内細菌に関する研究に従事し、便の保存技術の開発、日本人腸内環境データベースの構築、腸内環境制御技術の実用化に向けた研究開発等を行ってきた。また、温泉療法学を専門とし、2015年には長湯温泉(大分県竹田市)の飲泉研究を行い、抗肥満に寄与する可能性がある腸内細菌を増やすことや、糖尿病の予防や改善につながる可能性があることを示した。
【オーガナイザー紹介】
高橋 宏之
株式会社リバネス 知識創業研究センター センター長
2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。
40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事する。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせることで、新たな知識、研究開発のタネを生み出す場、「超異分野学会」を仕掛け続けている。