【10/21(日)実施】ワクワクもみえちゃう!?数学で”みえる”世界〜Japan Prize やさしい科学技術セミナー〜@博多 を実施いたしました
株式リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸 幸弘)と九州大学及び首都大学は、楽しみながら学べるインタラクティブ教材の開発を、国際科学技術財団2018年研究助成、九州大学大学発ベンチャー事業シーズ育成支援プログラム平成30年度助成金、経済産業省の「未来の教室」実証事業の取り組みで行っています。
この度、リバネスは九州大学、首都大学の数理学の研究者らとともに、その教材の最初のお披露目として、10月21日(日)博多で行われたJapan Prizeのやさしい科学技術セミナー(http://www.japanprize.jp/seminar.html)の中で中高生、学校教員を対象に体験会を実施いたしました。
このインタラクティブ教材は、数理モデルとコンピュータシミュレーションを使っており、極相林までの変遷を仮想空間の中でリアルに再現していくものです。途中、伐採や種まきもすることができ、生態系をゲーム感覚で気軽に楽しみながら理解できることが特徴です。また詳しい図鑑もついているため途中で出てくる植物の知識も入ってくるしくみになっています。
本会では、前半、参加者は「数学×医学」「数学×生物学」「数学×進化学」をテーマに話を聞いたあと、後半に上記の生態系の教材を実際に使ってみました。一本、木がなくなるだけで、次に生えてくる木の種類も変わったり、うまく種をまくことで多様性の富んだ森林になったりします。また、経過時間速度を調整することができ、数十秒で10年度、50年後といった未来の森林の様子を見ることができます。中高生から大学院生、教員といった幅広い層の参加者は各々自分の目の前に広がっていく生態系にいつのまにか没頭していました。「数学x ●●」ということで、リバネス取締役副社長CTO井上浄からは、現在リバネスで取り組んでいる「ワクワク」という気持ちの指標作成、測定に挑戦していることを紹介しました。子どもたちの目をキラキラさせる「ワクワク」、我々が研究をし続けている原動力の元にもなっている「ワクワク」について話し、「そもそもワクワクするってどういうことなのか?」「ワクワクはいつ起きるのか?」といったようにあらゆる観点から「ワクワク」に迫っていることを話しました。そして、最後、参加者には、サイエンスを題材にした動画を見てもらい、「誰かに教えてみたくなったか」「自分もやってみたくなったか」などといったワクワクを測定、評価するためのアンケート調査を実施しました。今まで「ワクワク」という概念を数値化、測定できるようになることで、今まで見えていなかった世界が見えてくることでしょう。リバネス教育総合研究所では引き続きワクワクしながら「ワクワク」を研究していきます。
【概要】
■日時 : 10月21日(日) 14:00-18:00
■場所 : JR博多シティ 9F 会議室1
■対象: 中高生、大学生、大学院生、学校の先生
https://jpphakata.jimdofree.com/
■お問い合わせ先:
株式会社リバネス
教育開発事業部 担当:花里
TEL:03-5227-4198
E-mail:[email protected]