12/16(日)中高生のための学会「サイエンスキャッスル2018」九州大会 開催!九州山口8県から高等学校20校が出場、56演題を発表!
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸幸弘)は、2018年12月16日(日)に、中高生のための学会「サイエンスキャッスル2018」九州大会を開催いたします。九州大会は2016年から、日本の環境首都水俣市で開催しています。当日は発表以外にも、体験展示や研究者講演も行います。見学、取材の受け入れを行っておりますので、事前登録の上、ご来場ください。
見学はこちらから、取材は以下のお問い合わせより。
【大会概要】
日程:2018年12月16日(日)
場所:水俣市公民館本館(〒867-0065 熊本県水俣市浜町2丁目10−26 )
大会HP:https://s-castle.com/kyushu2018/
【九州大会テーマ】
「人と科学技術と環境の未来」
人間は研究活動を通して科学技術を発展させることで、その恩恵を受けて暮らしています。その一方で、人間中心の科学技術の利用は、自然環境に大きな負荷をかけ、恩恵と同時に多くの課題も生み出しました。そこで、サイエンスキャッスル九州大会では「人と科学技術と環境の未来」をテーマに、日本の環境首都「水俣市」で、人間と科学技術と環境の関係を見つめ直し、未来を創り始める場とします。
<タイムスケジュール>
時間 | 内容 |
9:00 | 開場 |
9:30-9:40 | 開会式 |
9:40-10:00 | 特別講演 |
10:00-11:35 | 口頭発表審査 6件 (発表7分 質疑応答7分) |
11:35-11:45 | 休憩 |
11:45-13:15 | 口頭発表審査 6件 (発表7分 質疑応答7分) |
13:15-13:30 | 特別発表① |
13:30-14:10 | 休憩 |
14:10-14:35 | 特別発表② |
14:35-16:20 | ポスター審査、ブース展示コアタイム/口頭発表審査会 |
16:20-17:00 | 表彰式・閉会式・記念撮影 |
<特別講演>
時間 | 講演者 | タイトル | 講演概要 |
9:40-10:00 | 熊本サンクチュアリ・京都大学高等研究院特定准教授
狩野 文浩 |
「チンパンジーの目は心の窓〜最先端視線計測センサー技術で、ヒトと動物の心の類似性を探る〜」 | ヒトに近く、高い知能をもつと言われているチンパンジーは、普段何を考えているのでしょうか。心理状態を反映する「視線」を測定することでチンパンジーの心、そしてヒトとの共通性に迫る、最先端の研究についてご講演いただきます。 |
13:15-13:30 | 熊本県立水俣高等学校 | 低炭素社会構築のためのEVスクーター製作 | 日本の環境首都である水俣市で環境に関わる研究に取り組む水俣高校生による特別発表です。10年前に排ガス規制により製造中止となったスクーターを、リサイクルしてEV化することに挑戦した成果を発表していただきます。 |
14:10-14:30 | 株式会社アグリライト研究所、AMI株式会社、株式会社キュオール、株式会社ケイ・アイ・ステイナー、九州大学 / Science Groove、株式会社サイディン、ナノデックス株式会社 | 研究で世界を変えるベンチャー企業の想い | 研究成果を社会に出し、世界を変えようと挑戦しているベンチャー企業の皆さんに、描いている未来と研究内容をお話していただきます。2分間のプレゼンテーションのあと、ポスター会場にてブース展示も行いますので、ぜひ先輩研究者の想いと研究に触れてください。 |
<口頭発表校>
発表番号 | 発表時間 | タイトル | 所属 | 代表発表者 |
O-1 | 10:05 | 居眠りを防げるか?~色刺激による居眠り防止の挑戦~ | 熊本県立第二高等学校 | 出合正宗 |
O-2 | 10:20 | ドブガイの浄化能力と江津湖における淡水貝の生息分布 | 真和高等学校 | 坂本早桜里 |
O-3 | 10:35 | 南日本における港のアリの地域間比較 | 池田学園池田高等学校 | 柿元絹生 |
O-4 | 10:50 | 宇宙利用の可能性 | 福岡舞鶴高等学校 | 大神徳己 |
O-5 | 11:05 | ヤクシマエゾゼミはなぜそこにいるのか? | 鹿児島県立国分高等学校 | 宮下智貴 |
O-6 | 11:20 | メダカと共存できないカダヤシとの関係性を探る。 | 海星高等学校 | 髙濱要資 |
O-7 | 11:45 | モウソウチク全部切ってみた~竹林と植生の関係~ | 明治学園高等学校 | 亀園佳利 |
O-8 | 12:00 | 乳酸菌による根こぶ病防除に関する研究 | 福岡県立糸島農業高等学校 | 尾﨑颯 |
O-9 | 12:15 | オカダンゴムシの移動と体重減少速度の関係 | 宮崎県立宮崎北高等学校 | 米良天翔 |
O-10 | 12:30 | 絶滅危惧種ミツガシワの謎を追え! | 大分県立日田高等学校 | 中野智宏 |
O-11 | 12:45 | 黒い孔雀石の謎に迫るⅡ | 熊本学園大学付属高等学校 | 内田岬希 |
O-12 | 13:00 | 昆虫はいつどのように体温を調節しているか | 熊本県立東稜高等学校 | 佐藤さくら |
<ポスター発表>
発表番号 | タイトル | 所属 | 代表発表 |
P-1 | 希薄溶液の真実に迫る~沸点上昇編~ | 熊本県立第二高等学校 | 工飛翔 |
P-2 | メダカの現在 | 熊本県立天草高等学校 | 若井一翔 |
P-3 | 小麦に大根の煮汁を加えてみた | 真和高等学校 | 廣田瑛洋 |
P-4 | 脳波と英語学習の関係Ⅲ | 福岡工業大学附属城東高等学校 | 藤嶋魁司 |
P-5 | チンパンジーのストレス解消大作戦! | 熊本県立第二高等学校 | 竹本楓 |
P-6 | 山口県産カワネズミの分布と環境への適応 | 学校法人山口高川学園 高川学園高等学校・中学校 | 田中美伶 |
P-7 | イルカと天草の海 | 熊本県立天草高等学校 | 金子壮太 |
P-8 | 漆喰の吸着性 | 真和高等学校 | 椎原萌未 |
P-9 | 静止軌道、デブリを探して九千里Ⅲ | 福岡工業大学附属城東高等学校 | 藤嶋魁司 |
P-10 | スギの遺伝学的・形態学的解析による屋久杉伝説の検証 | 熊本県立第二高等学校 | 川端彩友美 |
P-11 | 川底の落葉溜まりのバイオームと両生類の毒液の関係 | 学校法人山口高川学園 高川学園高等学校・中学校 | 荒地香澄 |
P-12 | 波力の変化 | 熊本県立天草高等学校 | 城下翔 |
P-13 | 酸化チタンおよび酸化亜鉛の紫外線吸収性について | 真和高等学校 | 白石彩乃 |
P-14 | ゴムと熱の関係について | 福岡工業大学附属城東高等学校 | 亀山大知 |
P-14 | 理想の絵の具を求めて | 熊本県立第二高等学校 | 藤木菜摘 |
P-16 | 久留米市内の高良台・高良山の菌類調査 | 久留米信愛中学校・高等学校 | 牛嶋涼香 |
P-17 | ドローンを使った解析とその利用 | 熊本県立天草高等学校 | 園田裕得 |
P-18 | 環境に応じたコサギの多様な漁法と採食効率 | 真和高等学校 | 卜部友伸 |
P-19 | 台風が来た!〜ストームグラスの解析〜 | 福岡工業大学附属城東高等学校 | 田中夢人 |
P-20 | 水の物性の温度依存 | 熊本県立第二高等学校 | 吉朝開 |
P-21 | ウンチはごちそう~フン虫についての研究~ | 久留米信愛中学校・高等学校 | 佐藤陽笑 |
P-22 | 熊本県内におけるゲンジボタルの違いについて | 熊本県立天草高等学校 | 福田海凪 |
P-23 | サクラの葉による発芽・成長抑制 | 佐賀県立致遠館高等学校 | 西耕史 |
P-24 | ユーグレナと二枚貝による廃しょうゆの処理について | 福岡工業大学附属城東高等学校 | 尾崎光平 |
P-25 | 最強の防音素材 | 熊本県立第二高等学校 | 佐藤秀多朗 |
P-26 | ハクセンシオマネキの日周期と親愛なる敵効果Ⅱ | 宮崎県立宮崎北高等学校 | 押川芽以 |
P-27 | ドローンの飛行時の安定性を高める研究 | 福岡県立小倉高等学校 | 森田航平 |
P-28 | お食事スイッチ | 福岡雙葉高等学校 | 住吉紗英 |
P-29 | 北海道の港のアリ -港のアリの地域間比較- | 池田学園池田高等学校 | 中村文菜 |
P-30 | 水素は地球を救う~土壌からの水素発生~ | 熊本県立第二高等学校 | 牧野隆記 |
P-31 | チャコウラナメクジの重力走性と光走性の関係 | 宮崎県立宮崎北高等校 | 井上実咲 |
P-32 | 水車を用いた発電エネルギーの効率化 | 福岡県立小倉高等学校 | 光武大志 |
P-33 | BZ反応の不思議 | 真和中学校 | 志賀龍 |
P-34 | “Hi!タッチマン”が笑顔を引き出す | 福岡雙葉高等学校 | 金野尾岬 |
P-35 | 江津湖におけるカダヤシの生息調査 | 熊本県立第二高等学校 | 吉村優輝 |
P-36 | 学校周辺環境とアリの生息状況 | 熊本学園大学付属高等学校 | 米村玲美 |
P-37 | ペーパークロマトグラフィー | 真和中学校 | 川上香好翔 |
P-38 | pepperの活用性を見つけてみよう | 熊本県立第二高等学校 | 村上朋也 |
P-39 | BBQコンロ製作の軌跡 ~火おこし機編~ | 熊本県立水俣高等学校 | 川添颯太 |
P-40 | 上江津湖の野鳥:季節と生息環境による生息数の変化 | 真和中学高等学校 | 内田周作 |
P-41 | ~3Dマッピングによる新型学校紹介の提案~ | 熊本県立第二高等学校 | 鈴将丸 |
P-42 | 低炭素社会構築のためのEVスクーター製作 | 熊本県立水俣高等学校 | 植田崇仁 |
P-43 | 発泡スチロールにおける防音効果の検証 | 熊本県立第二高等学校 | 新立順一 |
P-44 | ミナミヌマエビとその外来種の識別方法の検討 | 熊本県立東稜高等学校 | 東田愛美 |
<見学募集中>
サイエンスキャッスルでは、発表以外にもたくさんの企業・大学・団体に所属する研究者の発表や展示がございます。ぜひご見学にお越しください。
見学申し込みはこちら
<体制>
主催 : 教育応援プロジェクト サイエンスキャッスル実行委員会
共催 : 水俣市
後援(全大会) : 大分県教育委員会、鹿児島県教育委員会、熊本県教育委員会、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム、熊本大学、 長崎県教育委員会、福岡県教育委員会、福島大学
後援(九州大会) : 水俣市教育委員会、国立水俣病総合研究センター、宮崎県教育委員会
企業パートナー:
アサヒ飲料株式会社、株式会社アトラス、NOK株式会社、KNT-CTホールディングス株式会社、近藤科学株式会社、「5」のつく日。JCBで復興支援、敷島製パン株式会社、新日鉄住金エンジニアリング株式会社、THK株式会社、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、日本トランスオーシャン航空株式会社、VAIO株式会社、バンダイ株式会社、本田技研工業株式会社、ロート製薬株式会社
大学パートナー
秋田県立大学、大阪市立大学、九州大学、熊本大学、慶應義塾大学薬学部、国際基督教大学、千葉工業大学、東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部、東京工業大学、東京都市大学、長浜バイオ大学、弘前大学COI研究推進機構、福島大学
■株式会社リバネス
知識プラットフォームのリバネスとして、科学教育から研究者の人材育成、新事業開発までを手掛ける。2006年より「教育応援プロジェクト」を立ち上げ、独自の出前授業のノウハウを活かし、企業の実験教室プログラムの開発、実施コーディネートを行っている。プロジェクト参加企業は現在100社を数え、科学教育を推進する様々なプログラムを、全国で実施している。
■サイエンスキャッスルとは
サイエンスキャッスルは、「世界中の中高生を研究者に」を合言葉に2012年から実施している中高生のための学会です。昨年は国外2大会・国内4大会を実施し、2000名を超える中高生による、熱意ある研究発表が行われました。本取組では、中高生の研究発表だけでなく大学や企業の特別講演やイベント等も実施しており、中高生がいつでもどこでも研究できる環境・文化を創り出すことを目指します。
■本件に関するお問い合わせ・取材のお申込み
株式会社リバネス 地域開発事業部(担当:戸上、重永)
住所:〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5F Tel:03-5227-4198 Fax:03-5227-4199 E-mail: [email protected]