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【参加者募集】2/14 異分野融合チームによる高精細な海底地形の探査技術開発プロジェクト、第1期採択チームの最終報告会を実施します

【参加者募集】2/14 異分野融合チームによる高精細な海底地形の探査技術開発プロジェクト、第1期採択チームの最終報告会を実施します

株式会社リバネス(代表取締役グループCEO丸幸弘)は日本財団との共同事業として海底探査技術開発プロジェクト(以下、DeSET)を運営しています。

プロジェクトの一環で、2019年2月14日(木)に第1期で採択された3チームによる最終報告会を実施いたします。

現在、地球上の海底でXY軸方向の分解能が100mを切るレベルで明らかにされている領域は、全体の約15%程度です。未解明の約85%の領域が明らかにされることは、海底資源探索や、海底ケーブルの安全な設置、より精細な気候予測、地震による津波の予測など、様々な方面で人類の生活に寄与することが期待されます。しかしながら、従来の技術では膨大な費用と数百年にわたる年月が必要だと言われている、実現に向けて大きなハードルがある調査領域です。

DeSETはこの課題に対して、2030年までに未解明の約85%を明らかにすることのできる新たな技術を日本で開発することを目標に掲げ、2017年4月に始まりました。大きな特徴として、分野の壁を超えて研究者、技術者がチームを結成し、低コストかつ迅速に海底地形図を明らかにする技術を開発することに重きを置いています。

この度の最終報告会は、2017年12月に採択された3チームの成果報告会です。発表する3チームの開発テーマは以下の通りです。

  • チーム1:海洋調査の完全な洋上無人化を実現する調査ソリューションの開発
    (チーム代表者:株式会社FullDepth 代表取締役 伊藤昌平)
    紹介ウェブサイト:https://deset.lne.st/teams/1st-team01/
  • チーム2:音・光・生物を利用したリモートセンシングによる海底探査の実現
    (チーム代表者:株式会社アクアサウンド 代表取締役会長 笹倉豊喜)
    紹介ウェブサイト:https://deset.lne.st/teams/1st-team02/
  • チーム3:機械学習による超解像技術を用いた海底地形データ詳細化および深海測深支援システムの開発
    (チーム代表者:株式会社環境シミュレーション研究所 代表取締役 伊藤 喜代志)
    紹介ウェブサイト:https://deset.lne.st/teams/1st-team03/

なお、当日は3チームによる発表に加えて、3チームの代表者によるパネルディスカッション、海洋関連の技術開発を行う研究者やベンチャーによるポスター発表も行われます。海洋関連の新たな技術開発に関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

日時:2019年2月14日(木)13時〜17時20分(懇親会 17時30分〜19時)(開場:12時30分)
場所:ベルサール御成門タワー
(〒105-0011 東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー3F)

内容(いずれも講演タイトルは仮):
13:00-13:30 イントロダクション
株式会社リバネス 代表取締役副社長CTO 井上浄
超異分野の知識を集め海に新しい技術を生み出す
日本財団 常務理事 海野光行
Seabed2030の最新動向
株式会社リバネス 知識創業研究センター長 高橋宏之
DeSETによるチーム形成の歩み
13:30-15:10 最終発表
株式会社FullDepth 代表取締役 伊藤昌平 氏
海洋調査の完全な洋上無人化を実現する調査ソリューションの開発
株式会社アクアサウンド 代表取締役会長 笹倉豊喜 氏
音・光・生物を利用したリモートセンシングによる海底探査の実現
株式会社環境シミュレーション研究所 代表取締役 伊藤 喜代志 氏
機械学習による超解像技術を用いた海底地形データ詳細化および深海測深支援システムの開発
15:10-16:10 ブースセッション
DeSET第一期、第二期各チームに加え、マリンテックグランプリ出場チーム等のブース発表が行われます
16:20-17:00 パネルディスカッション
パネラー:井上浄、伊藤昌平 氏、笹倉豊喜 氏、伊藤 喜代志
モデレーター:西山哲史
17:00-17:20 閉会式
17:20-19:00 懇親会