【第8回超異分野学会】新規テーマは海に漕ぎ出せば見えてくる 〜未探索のフィールドから生まれる研究と事業の種〜/2019年3月9日13:00~14:30@新宿
〜未探索のフィールドから生まれる研究と事業の種〜
リバネスが主催する第8回超異分野学会 本大会(2019年3月8-9日(金、土))内で、日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、リバネスの共同事業で進める海洋プロジェクトに関わる研究者、ベンチャーが登壇するシンポジウム「新規テーマは海に漕ぎ出せば見えてくる〜未探索のフィールドから生まれる研究と事業の種〜」(セッションパートナー:日本財団)を開催いたします。
科学技術の発展に伴い、すでに分かっていること、お金と時間をかければできること、ロボットと人工知能に任せられることはどんどん増えています。そんな中、私たちヒトが知的好奇心と開拓心を向ける先として身近にあるフィールドが「海」です。9割が未探索であり、陸上や宇宙で培った技術が通じない海水に満ちた環境。一方で、地上とは異なる生命圏は、豊かな食料資源であり、有用物質の宝庫でもあります。本セッションでは、日本財団とリバネスの共同事業として進める海洋プロジェクトの中から、海底地形図作成の革新的技術開発に挑むチームと海洋を舞台に新事業創出に挑むチームが登壇し、海から生まれる新たな研究・事業テーマについて紹介します。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、ベンチャー、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
新規テーマは海に漕ぎ出せば見えてくる
〜未探索のフィールドから生まれる研究と事業の種〜
セッションパートナー 日本財団
日時:2019年3月9日(土)13:00〜14:30
場所:ベルサール新宿グランド(〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー5F)
最寄駅:西新宿駅(丸ノ内線)、都庁前駅(大江戸線)新宿西口駅(大江戸線)、新宿駅(JR線・丸ノ内線・小田急線・京王線・新宿線・大江戸線)
地図:http://bit.ly/2Clyojh
<登壇者>
成光精密株式会社 代表取締役
高満 洋徳(たかみつ ひろのり)氏
1976年生まれ岡山県出身。2001年に大阪市港区で産業用工作機械の部品加工業を始める。2007年に法人化(社名:成光精密株式会社)現在、プロトタイプ品を主に製作。2019年にオープンイノベーションによる新しい製品の企画・開発に向けて、多様な企業、大学・研究機関等と交流を行う拠点としてGarage Minato(ガレージミナト)を立上げ、DeSETプロジェクトへ参画し、世界のものづくりの課題を解決すべく取り組んでいる。
Biologging Solutions Inc. 代表取締役
小泉 拓也(こいずみ たくや)氏
2008年カルフォルニア大学卒業を経て、2010年京都大学情報学研究科にて修士過程修了。幼少期から海の近くで育ち、海洋生物に興味を持つ。これまでにキタゾウアザラシ、ウミガメ類を研究。また、サンゴ礁の保護と石垣島の持続的発展に情熱を燃やす。バイオロギングを通じて次の世代の子どもたちにサイエンスの楽しさを知ってもらったり、環境問題に興味を持ってもらうことが夢。
株式会社ライトハウス CEO
新藤 克貴(しんどう かつき)氏
東京大学経済学研究科経営専攻修了。大学では主に中小の製造業の研究に従事。その後、経営コンサルティング会社戦略部門にて主に大企業の新規事業立ち上げや先端技術の事業化、ヘルスケアベンチャーにて共同創業者CSO/CFOとして基本戦略の立案から複数回のファイナンスをリード。2017年に「未知を拓く」を企業理念として株式会社ライトハウスを創業。現在は船舶海洋領域をメインとし、現在開発している船団運営支援サービスは100隻以上の漁業者に愛用されている。
鳥取大学 工学部 化学バイオ系学科 准教授
八木 寿梓(やぎ ひさし)氏
鳥取大学大学院医学系研究科修了 博士(再生医科学)。蛋白質の物性の視点から蛋白質の異常凝集で発症する難治性疾患の分子機構の解明に従事。2014年に鳥取大学に着任してからは、得られた知見と地域資源の利活用を組み合わせた研究を展開し、地域課題をクリアすべく社会実装に向けて取り組んでいる。第1回マリンテックグランプリに出場してからは、企業との繋がりが増え加速的に進んでいる。
国立高等専門学校機構 和歌山工業高等専門学校 生物応用化学科 准教授
楠部 真崇(くすべ まさたか)氏
徳島大学大学院工学研究科博士後期課程修了。幼少期に見た魚の図鑑で深海に興味を持ち、大学では細胞膜の高圧力特性を調査する研究を行う。現職では、深海微生物の単離や環境適応について調査を進めている。現在は、バイオセメントを使った環境に優しいアマモ場の再生研究を実施しており、地域や小学校を巻き込んだ海洋環境保全に取り組んでいる。
<モデレーター>
株式会社リバネス 研究開発事業部 部長
西山 哲史(にしやま さとし)
筑波大学大学院生命環境科学研究科修了。ミトコンドリア病に対する遺伝子治療法の開発をテーマに研究を行い、博士(理学)を取得。既存からの延長線上にない新しい研究テーマが生まれ、またそれらが社会への価値提供に繋がる仕組みを構築すべく、様々な研究開発プロジェクトに関与。2017年よりDeSETプロジェクトリーダーとして、海底地形図100%完成のための技術開発を推進している。
——————————————第8回超異分野学会本大会概要——————————————-
大会テーマ:つながる、時間・空間・五感
開催日時:
3月8日(金) 09:00~18:20(18:30~20:00 懇親会)
3月9日(土) 09:00~18:20(18:30~20:00 懇親会)
主催:株式会社リバネス
開催場所:ベルサール新宿グランド
参加費:アカデミアの方・発表者 無料、企業の方 10万円(1月末までの申込みは5万円)
※パートナー企業および審査員をお引き受けいただける方は無料
大会URL:https://hic.lne.st/2019
大会プログラム(予定、一部抜粋):
3月8日(金)
キーノートスピーチ
TECH PLANTER World Communication
ディープテックセッション(イントロダクトリー/ドローン/フードテック)
リアルテック・ベンチャー・オブ・ザ・イヤー2019表彰式
<パネルディスカッション>
「ヒューマン・ロボット・インタラクションの未来」
「ゲノムと産業とぼくたち 〜ゲノム活用社会への取り組みと展望〜」
「自然との触れ合いによる「心地良い空間」の創造 」
「未利用資源を活用した食料生産」
「創業者にきく、地域エコシステムの真実」
「心センシングとその先へ 〜心理学×テクノロジーが拡張する未来〜 」
「町工場にアイデア相談して良いって知ってました? ースーパーファクトリーが知識を製造する時代へ」
<ショートピッチ>
「テクノロジー・スプラッシュ」(ポスター発表者によるショートピッチ)
3月9日(土)
キーノートスピーチ
リバネス研究費アワード2019
テクノロジーで拡張するおいしさの世界
イノベーションの源流を探る
<パネルディスカッション>
「研究者と企業が新たに作る研究と事業」
「ワクワクで深まる未来の教育 」
「人工知能前提社会におけるヒトの価値とは?〜すべての人が活躍する未来を創造する〜」
「学びの環境のリ・デザイン〜世界の課題を解決できる次世代を育てるには?」
「新しい研究者像を創る~あなたの創造性はどのくらい?~ 」
「医療と研究開発を結ぶ情報エコシステムの実現に向けて」
<シンポジウム>
「「新規テーマは海に漕ぎ出せば見えてくる 〜未探索のフィールドから生まれる研究と事業の種〜」」
「第2回細胞農業会議 〜実用化が見えてきた!細胞農業・培養肉の最前線〜」