【大阪フォーラム2019】身近な課題をナッジする〜強制から自発的な意思決定へ〜/2019年5月18日(土)16:00@大阪南港

【大阪フォーラム2019】身近な課題をナッジする〜強制から自発的な意思決定へ〜/2019年5月18日(土)16:00@大阪南港
パネルディスカッション
身近な課題をナッジする〜強制から自発的な意思決定へ〜

リバネスが主催する超異分野学会 大阪フォーラム2019(2019年5月18日(土))内で、パネルディスカッション「身近な課題をナッジする〜強制から自発的な意思決定へ〜」(セッションパートナー:関西電力株式会社)を開催いたします。

超異分野学会 大阪フォーラム2019 WEB:https://hic.lne.st/conference/osaka2019/


ナッジ(nudge)とは科学的分析に基づいて、強制するのではなく、無意識のうちに人間の自発的な行動を促す戦略のことです。例えば街中で、登るごとの消費カロリーが表示されている階段を見かけたことがあるかもしれません。このナッジは、運動することで健康につながることを想起させ、エスカレーターではなく階段で登る動機付けを行うと同時に、エスカレーター渋滞を緩和することにもつながっています。活用の歴史はまだ浅いものの、プライベートや仕事などあらゆる場面における活用が期待されています。本セッションでは、アカデミアや行政における事例をもとに、身の回りの課題との新しい向き合い方について議論します。

 

本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、ベンチャー、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
現在、聴講者および研究ポスター発表者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。

申し込み:https://hic.lne.st/conference/osaka2019/

 


身近な課題をナッジする〜強制から自発的な意思決定へ〜
セッションパートナー 関西電力株式会社

日時:2019年5月18日(土)16:00〜17:00
会場:ATCホール O’s南6階 会議室(〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10)
最寄駅:ニュートラム トレードセンター前駅
地図:https://atchall.com/access

<登壇者>

宇都宮大学 地域デザイン科学部 助教
糸井川 高穂(いといがわ たかほ)氏

博士(工学)。北海道大学大学院卒。大手電機メーカを経て宇都宮大学着任。大学での研究教育経験の他、地方自治体の省エネ・健康関連の情報デザインのアドバイザーを兼任。オフィスや工場の熱的快適性や生産性を向上させる空調技術の開発や、認知心理や社会心理に基づくナッジを活用した省エネ・安全行動を誘発する情報のデザインに取り組む。2014年3月より現職。

 

大阪大学経済学研究科 招へい研究員
山根 承子(やまね しょうこ)氏

大阪大学経済学研究科博士後期過程を単位取得満期退学後、近畿大学経済学部特任講師、専任講師を経て准教授。近畿大学経済学部では統計学などの講義を担当しながら、日本で唯一の「経済心理学コース」の立ち上げに関わる。著作に「今日から使える行動経済学」(ナツメ社)、「行動経済学入門」(東洋経済出版社)など。現在はフリーランスの研究者として、新しい研究者の生き方を開拓中。博士(経済学)。

 

京都府宇治市役所上下水道部下水道管理課
柴田 浩久(しばた ひろひさ)氏

京都産業大学法学部法律学科卒業後、平成4年宇治市役所一般事務職として採用。防災業務、交通安全業務、社会教育業務、固定資産税業務、国民年金業務、住民登録業務等に従事し、平成27年度から環境企画課生活環境係へ異動。犬のフン害対策、飼い主のいないネコに関する苦情対応に従事し、チョークを用いたフン害撲滅パトロール方法を考案。照会に応じ全国100以上の市区町村に方法を紹介し、名古屋市や東京都小平市などで実践中。行動経済学のナッジ理論(フレーミング効果、割れ窓理論、ピア理論等)を用い、社会課題を市民の自主的で自由な選択による行動変容により改善する方法を編み出している。第12回行動経済学会(平成30年12月開催)ではベストナッジ賞に応募。京都府の「京の公共人材大賞」奨励賞受賞(平成31年3月)。平成30年12月日本経済新聞コラム欄「春秋」に、平成31年2月朝日新聞コラム欄「天声人語」に取り上げられる。現在は、下水道管理課にて下水道普及業務に従事。

 

 

<モデレーター>

関西電力株式会社 研究開発室 技術研究所 先進技術研究室
中尾 総一(なかお のぶいち)氏

大阪府立工業高等専門学校 工業化学科卒業後、平成7年関西電力株式会社入社。火力発電所プラントの保守管理(主に、燃料・水質・排ガス・排水の管理)に従事、平成12年同社総合技術研究所(現:技術研究所)へ異動、エコキュート・PEFC等エネルギー利用機器の評価研究に従事した後、研究計画・企画などを担当。現在は、新規事業スタートアップに向けての企画等に従事。

 

 

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超異分野学会 大阪フォーラム2019 概要
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大会テーマ:医食住の新機軸をつくる〜関西発のオモロい未来設計図〜
開催日時:
5月17日(金) 19:00~21:00(前夜祭)
5月18日(土) 09:00~18:00(フォーラム)
主催:株式会社リバネス
開催場所:ATCホール O’s南6階 会議室
参加費:アカデミアの方・発表者 無料、企業の方 5万円
    ※パートナー企業および審査員をお引き受けいただける方は無料
大会URL:https://hic.lne.st/conference/osaka2019/

 

<お問い合わせはこちら>
株式会社リバネス 大阪本社 (担当 福田、磯貝)
TEL:050-1743-9799   E-mail:[email protected]