【実施報告】沖縄にてバイオインフォマティクスフォーラムを開催。集積するバイオデータを活かす人材像について議論!
バイオデータを活用した高付加価値な産業の創出を目的に、2019年8月24日(土)に「バイオインフォマティクスフォーラム -データ・ドリブンな社会が切り開く、人生100年時代とは-」を、沖縄県「健康・医療産業における情報技術活用促進事業」の一環として、沖縄県那覇市で開催いたしました。(主催:沖縄県、沖縄工業高等専門学校、株式会社リバネス、後援:国立大学法人琉球大学、日本バイオインフォマティクス学会、公益財団法人沖縄科学技術振興センター、一般社団法人トロピカルテクノプラス、バイオ・サイト・キャピタル株式会社)
<実施概要>
タイトル:バイオインフォマティクスフォーラム -データ・ドリブンな社会が切り開く、人生100年時代とは-
対象:バイオ関連・情報関連企業や県内研究者等
日時:2019年8月24日(土)13:30-16:30
場所:TKPネストホテル那覇センター(那覇市西1-6-1)
プログラム内容:
13:30-13:35 開会挨拶
沖縄県商工労働部ものづくり振興課 課長 古波蔵 寿勝 氏
13:35-14:00 特別講演「健康・医療・バイオ分野における本県の現状と強み」
沖縄工業高等専門学校生物資源工学科 教授 池松 真也 氏
14:00-14:25 基調講演①「バイオインフォマティクスが推し進めるバイオの世界」
国立遺伝学研究所生命情報・DDBJセンター長 教授 有田 正規 氏
14:25-14:50 基調講演②「アグリバイオインフォマティクスが切り開くこれからの社会とは」
東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 門田 幸二 氏
15:00-16:20 パネルディスカッション「情報技術を活用し、産業促進につなげるために何が必要なのか」
ファシリテーター
株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘
パネリスト
株式会社ヒューマノーム研究所 代表取締役社長 瀬々 潤 氏
株式会社Rhelixa 代表取締役社長 仲木 竜 氏
医療法人那覇西会那覇西クリニック診療 部長 玉城 研太朗 氏
フォーラムでは、県内のバイオ関連情報の集積状況やバイオインフォマティクスに関する世界的な動向が示され、あらためてバイオ関連で沖縄の強みを活かしたバイオインフォマティクスの展開にポテンシャルがあることと、いかにデータを活用するのか、その発想が重要であることが示されました。また、そのアウトカムとして、検査、サービス、プロダクトを考えていくことが重要であるといった議論がなされました。
これらの議論を踏まえ、10月からバイオインフォマティシャン育成講座を開講いたします。バイオインフォマティクスの基礎を学ぶ座学および身につけた知識・技術を産業等へ活用できるアントレプレナー育成のワークショップを沖縄工業高等専門学校にて実施いたします。バイオインフォマティクスを学び、バイオデータを産業等に活用する意欲のある受講生を募集しています。
〔お問合せ先〕
株式会社リバネス 人材開発事業部
担当:齊藤、岡崎 [email protected]