【第9回超異分野学会】やわらかさでエンジニアリングが変わる/2020年3月6日17:00〜@大田区
リバネスが主催する第9回超異分野学会 本大会(2020年3月6-7日(金、土))内で、パネルディスカッション「やわらかさでエンジニアリングが変わる」(セッションパートナー:株式会社村田製作所)を開催いたします。
やわらかい素材を使いこなす、硬いものでできていても構造としてやわらかさを持たせるなど、やわらかさを生かすことができる時代が到来しつつあります。例えば、これまで硬いものを使って作られることが一般的だったロボットでは、使いやすい、やわらかな素材が、把持や動作の多様性を広げられる大きな可能性を持っています。しかし、ロボット工学者が素材屋と組むケースは多くなく、それゆえに可能性を十分に活かしきれていません。このセッションでは、ソフトマターを使ったものづくりに関わる研究者、ベンチャー企業の経営者に集まっていただき、素材、構造、機能の観点からやわらかさがエンジニアリングにおいて持つインパクトと、実装に向けての課題について、実例も踏まえながら議論します。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
やわらかさでエンジニアリングが変わる
セッションパートナー:株式会社村田製作所
日時:2020年3月6日(金)17:00〜18:00
場所:大田区産業プラザPiO(〒144-0035 東京都大田区南蒲田1-20-20 1F〜4F )
最寄駅:京急蒲田駅
地図:https://www.pio-ota.net/access/
<登壇者>
東北大学大学院情報科学研究科 准教授
多田隈 健二郎(ただくま けんじろう) 氏
2007 年東京工業大学大学院機械宇宙システム専攻博士課程修了。博士(工学)。2007 年より Massachusetts Institute of Technology Postdoctoral Associate、2008 年東北大学産学官連携研究員、電気通信大学助教、大阪大学大学院助教、2015 年 5 月より東北大学大学院情報科学研究科准教授。現在に至る。全方向移動・駆動機構、柔剛切替グリッパ機構をはじめとするロボット機構の研究開発に一貫して従事。
東京大学 大学院情報学環 准教授
筧 康明(かけひ やすあき) 氏
インタラクティブメディア研究者、メディアアーティスト。博士(学際情報学)。慶應義塾大学、 MIT等での活動を経て、2018年より東京大学大学院情報学環准教授。先端技術を駆使し、人間の感覚・知覚や物理素材の特性を拡張するインタラクション表現の開拓を行う。工学研究のほか、国内外で作品展示を展開し、ACM CHI Best Paper Award 、科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞など受賞多数。http://xlab.iii.u-tokyo.ac.jp。
Nature Architects株式会社 代表取締役 CEO
大嶋 泰介(おおしま たいすけ) 氏
東京大学総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系単位取得退学。独立行政法人日本学術振興会特別研究員(DC1)、筑波大学非常勤研究員などを経て、2017年5月にNature Architectsを創業。メカニカル・メタマテリアル、コンピュテーショナルデザイン、デジタルファブリケーションの研究と、物質の弾力や変形を計算し、幾何構造によって自在に設計・製作・制御するための技術開発に従事する。独立行政法人情報処理推進機構より未踏スーパークリエータ、総務省より異能ベーションプログラム認定。
山形大学工学部機械システム工学科 教授
古川 英光(ふるかわ ひでみつ) 氏
山形大学ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)の研究室代表。2009年の山形大学異動後に3Dゲルプリンターの開発を始めたところ、3Dプリンターブームが来て注目を集めるようになる。2018年4月に、やわらか3D共創コンソーシアムを設立、会長に就任するなど、技術の社会実装にも力を入れる。高分子ゲルの3Dデジタルファブリケーションを強化する研究、3Dプリンターを教育に活かす研究、先端技術を社会実装する研究で、新価値創造を地方からグローバルに展開している。
——————————————第9回超異分野学会本大会概要——————————————-
大会テーマ:知識製造業の新時代
開催日時:
2020年 3月6日(金) 09:00~18:00(18:00~20:00 懇親会)
2020年 3月7日(土) 09:00~18:00(18:00~20:00 懇親会)
主催:株式会社リバネス
開催場所:大田区産業プラザPiO
参加費:アカデミアの方・発表者 無料、企業の方 113,960円(税込)
大会URL:https://hic.lne.st/conference/hic2020/