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【参加者募集】2/12 超異分野チームによる海底探査技術開発プロジェクト、2018年度採択チームの最終報告会を開催します

【参加者募集】2/12 超異分野チームによる海底探査技術開発プロジェクト、2018年度採択チームの最終報告会を開催します

株式会社リバネスは日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO)との共同事業として海底探査技術開発プロジェクト(以下、DeSET)を運営しています。

本プロジェクトの中で2018年度に形成された3つの超異分野チームによる技術開発の最終発表会を、2020年2月12日(水)に実施いたします。

現在、地球上の海底でXY軸方向の分解能が100mを切るレベルで明らかにされている領域は、全体の約15%程度です。未解明の約85%の領域が明らかにされることは、漁業資源量の推測や管理、海底資源探索、海底ケーブルの安全な設置、より精細な気候予測、地震による津波の予測など、様々な方面で人類の生活に寄与することが期待されます。しかしながら、従来の技術では膨大な費用と数百年にわたる年月が必要だと言われており、実現に向けて大きなハードルがある調査領域です。

DeSETはこの課題に対して、2030年までに未解明の約85%を明らかにすることのできる新たな技術を日本で開発することを目標に掲げ、これまで6つの技術開発チームを組成してまいりました。大きな特徴として、分野の壁を超えて研究者、技術者がチームを結成し、低コストかつ迅速に海底地形図を明らかにする技術を開発することに重きを置いています。

この度の最終報告会は、2018年度に組成された3チームの成果報告会です。発表する3チームの開発テーマは以下の通りです。

  • チーム1:量産型海中・海底ステーションの構築
    (チーム代表者:成光精密株式会社 代表取締役 高満 洋徳)
    紹介ウェブサイト:https://deset.lne.st/teams/2nd-team04/
  • チーム2:AUV・生物を使ったマルチプラットフォームによる測深・環境・生態観測システム
    (チーム代表者:Biologging Solutions株式会社 代表取締役 小泉 拓也)
    紹介ウェブサイト:https://deset.lne.st/teams/2nd-team05/
  • チーム3:海底AIマップ作成オープンプラットフォームの構築
    (チーム代表者:株式会社ライトハウス 代表取締役 新藤 克貴)
    紹介ウェブサイト:https://deset.lne.st/teams/2nd-team06/

なお、当日は3チームによる発表に加えて、聴講者も交えて海底地形図から社会価値へと繋げる道筋を議論するテーブルディスカッションも行います。海洋関連の新たな技術開発や事業開発に関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

日時:2020年2月12日(水)15時〜18時30分(開場 14時30分)
場所:ベルサール飯田橋駅前
(〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル1・2F)

内容(いずれも講演タイトルは仮):
15:00-15:30 イントロダクション
一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO) 代表理事 都筑幹夫
海の未来を拓く日本財団、JASTO、リバネスの取り組み
株式会社リバネス 代表取締役副社長CTO 井上浄
超異分野の知識を集め海に新しい技術を生み出す
日本財団 常務理事 海野光行
Seabed2030の最新動向
15:30-15:40 DeSET2018形成チーム 動画上映
15:45-17:15 最終発表
成光精密株式会社 代表取締役 高満洋徳 氏
量産型海中・海底ステーションの構築
Biologging Solutions株式会社 代表取締役 小泉拓也 氏
AUV・生物を使ったマルチプラットフォームによる測深・環境・生態観測システム
株式会社ライトハウス 代表取締役 新藤克貴 氏
海底AIマップ作成オープンプラットフォームの構築
17:25-18:15 テーブルディスカッション
テーブルごとに複数のテーマに別れた上で、聴講参加者の皆様も交え、海底地形図を社会価値へと繋ぐ道筋についての議論を行います
18:15-18:30 クロージング