【開催報告】初のオンライン開催、第9回超異分野学会は過去最高の1,462人が参加!

【開催報告】初のオンライン開催、第9回超異分野学会は過去最高の1,462人が参加!
開催報告
超異分野学会史上初のオンライン開催
第9回超異分野学会本大会は1,462名が参加し、
盛況のうちに終了いたしました

 

2020年4月23日(木)に第9回超異分野学会本大会(主催:リバネス)を開催いたしました。

新型コロナウイルス感染症にともなう政府の緊急事態宣言が発令されている状況を受け、第9回超異分野学会本大会は対面での開催を取り止め、超異分野学会としては初めてのオンライン開催で実施しました。
「知識製造業の新時代」という大会テーマとともに、「知識製造業を止めるな」を合言葉に、7つのオンラインパネルディスカッションと、51件の研究者、ベンチャー、町工場による2分間ピッチを行いました。アカデミアの研究者、ベンチャー、大企業、中核企業、中小企業、町工場、生産者、省庁・自治体、小中高校生まで総勢1,462名という参加人数は、第8回の1,016人を上回る過去最大の参加規模です。

今回は、オンライン開催でも知識を生み出すプロセスを維持できるかの実証研究と位置付け、ストリーミングだけでなく、オンラインでコメントを返せるアプリの導入や、個別ディスカッションについてはフォームから質問するといった仕組みを取り入れました。今回の実施によって得られた知見を、オンラインの学会やセミナーで知識を生み出していくための仕組み作りに生かし、国内・国外にとらわれず広く知識製造を進めてまいります。

【セッション・ブース展示数詳細】
・セッション:7
・2分間ピッチ(テクノロジースプラッシュ):51演題
プログラムの詳細はこちら

【テクノロジースプラッシュ最優秀賞】
「研究に対する情熱が感じられるか」、「サイエンスとテクノロジーをわかりやすく伝えられているか」という観点で参加者からの評価が最も高かった人を最優秀賞として表彰しました。
受賞者:早稲田大学 岡 弘樹 さん
発表タイトル:“コロナウイルスに打ち勝つ”究極のエコテック:有機プラスチックでの過酸化水素の製造

 

リバネスでは超異分野学会を参加者どうしが連携してプロジェクトを始めるきっかけ作りの場であると位置づけています。ここから新しいプロジェクトが生み出され、1年間かけて動いた成果を次の超異分野学会に携えて、また新たな異分野融合を起こす。来年もそんな場をみなさんと創り上げていきたいと願っています。

来年の第10回超異分野学会本大会は、2021年3月5日(金)・6日(土)に東京での開催を予定しておりますので、ぜひご参加ください。

第9回のセッションの内容は、順次リリースして参ります。

第9回超異分野学会 本大会 Webサイト:https://hic.lne.st/conference/hic2020-2/