【企業向け】共同研究「はじめの一歩」実践研修サービスを開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋 修一郎)は、企業研究所を対象として、はじめて外部との共同研究を仕掛ける人材に向けた実践的な研修サービスの提供を開始いたします。
本サービスの概要
本サービスは、アカデミアの若手研究者向けの研究助成「リバネス研究費」(※)を活用しながら、企業の研究員が、外部研究者との連携を実践する研修プログラムを提供します。この一連の手順を外部連携創出の経験が豊富なリバネスのサイエンスブリッジコミュニケーターが伴走し、研究員が主体的に外部との連携を構築するきっかけを提供します。
本サービスは、研究員が、
(1)自社の強みや研究部門の方針を理解し、
(2)自社が取り組むべき課題や研究テーマを発想。研究費で公募テーマを決定する
(3)審査基準を策定し、受理申請書を吟味する
(4)申請者との面談を経て共同研究に向けた提案を立案し、
(5)最終審査会として社内の意思決定者に向けてプレゼンテーションを行います。
この取り組みを継続して実施することで、企業の若手研究員が主体的に外部連携による研究テーマを発想し、社内に提案していく文化を醸成することを目指します。
※リバネス研究費:自らの研究に熱い思いを持ったアクティブな若手研究者・大学院生のための助成制度として、1件50万円の研究費を支給する。多くのパートナー企業と共に研究費を設定し、これまでに総勢300名を超える若手研究者に研究費を支給、多くの共同研究の事例を生んでいる。
企画背景
自社内だけで研究開発が完結しにくい昨今、共同研究などの外部連携の経験不足は人材育成の観点でも課題になります。実際、企業の研究開発部門において、研究員が社外との共同研究などの連携に積極的に取り組めていないことに課題をもつ企業は少なくありません。
社外と連携し、研究開発の可能性を広げられる人材を育成するためには、研究員自身が若手の頃から、テーマ探索や情報収集、共同研究テーマの決定、連携の開始までを実践する経験を積むことが重要です。
リバネスでは、アカデミアの熱のある若手研究者と企業と繋げる取り組みとして「リバネス研究費」の制度を推進してきました。パートナー企業と共に公募テーマや採択者を議論する内、一連の決定・判断のプロセスを社内で公開し、研究員が主体的に関わった事例の多くが、その先の共同研究への発展に繋がっており、結果として研究員自身の成長にも繋がることに着目しました。
先行事例として、大正製薬株式会社等にこのサービスは導入され、研究員のアカデミアとの連携を実現しています。
お問い合わせ
株式会社リバネス 人材開発事業部(担当:神藤)
E-mail:[email protected]
TEL:03-5227-4198