【大阪】10月18日・25日にアマガサキ・リサーチ・キャンプ「オリジナルの浮体式洋上風力発電所をつくろう!!」を開催しました
リバネスは、2020年10月18日(日)・25日(日)の2日間に渡ってアマガサキ・リサーチ・キャンプ「オリジナルの浮体式洋上風力発電所をつくろう!!」を開催し、尼崎市内の中学生14名が参加しました。本企画は、令和2年度理数探求事業(兵庫県 尼崎市教育委員会)として実施しました。
当日は3つの班に分かれ、講師から日本のエネルギー自給率問題について学び、その解決策としての洋上風力発電プロジェクトを発案し、実際に浮体式洋上風力発電所の模型を制作しました。参加者からは、漁礁としての機能を備えて漁業やマリンレジャーの場として活用できる浮体や、暴風・高波といった厳しい環境条件にも耐える浮体が発案されました。
また、1日目には実際に浮体式洋上風力発電の開発に取り組む合同会社アルバトロス・テクノロジー 代表 秋元博路 氏による講演を行い、浮体式洋上風力発電の可能性や開発における課題、現在アルバトロス・テクノロジー社が開発しているプロダクトを紹介していただきました。また、参加生徒が発案した浮体についてもご助言をいただきました。
2日目は、1日目に制作した浮体式洋上風力発電所の模型を改善し、発電効率の向上に取り組みました。最後には、その成果についてのプレゼンテーションを行った上でお互いにフィードバックを出し合うなど、参加者全体での交流も行いました。
今回の企画全体を通して、興味を持ったことに実際にチャレンジすることで関心が高まり、「知りたい!」と思うことがらを見つけることが研究のスタートにつながることを伝えました。今後、参加者らの継続した研究活動を期待したいと思います。
<本企画に参加した参加者への事後アンケートより>
印象に残ったこと
- 制作の楽しさ、難しさ、同じ志を持った仲間とする研究の楽しさ、自分が頭に描いたものが形になる喜び
- 最初は全然上手にいかなかったが、2日目で完成させることができたこと
- 何度も実験と改良を重ねられたこと。答えがわからない状態で考えること
- みんなと一緒に設計・工作したこと
- 「疑問→知りたい→やってみる→もっと知りたい!」という講師からの話
- 特別講演で聞いた、秋元さんのつくっている洋上風力の話
参加者の感想
- 物を作り、それを実行して失敗を繰り返して最後に成功するということに対してとても達成感ややりがいを感じることができました
- 自分が疑問に思ったことなどをすぐに実行できたり、答えてくれる人がいたりして、とても楽しかったし、興味も深まった。少しむずかしいところがあったけど、すごく楽しかった。疑問からそのことを知るために行動し続けることがすごいと思いました
- 環境などの方面で進路を決めていきたいと思えるほど印象に残った
- 今回様々な実験ができてとても楽しかった。学校の理科や、これからの生活で活用できることがあれば活用したいです
株式会社リバネスでは、次世代の科学人材を育成する教育企画の開発・実施を行っております。興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社リバネス 大阪本社
担当:仲栄真
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