【実施報告】 11/28(土)東南アジア・ディープテックエコシステムをつなぐラウンドテーブルを開催

2020年11月28日(土)、株式会社リバネスはNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から受託した調査業務*の一環として、東南アジア6カ国において研究開発を伴うディープテック領域のスタートアップ支援を行う政府機関、VC、アクセラレーターを招聘し、各国のスタートアップエコシステムを俯瞰できるラウンドテーブル**を実施しました。

当日はラウンドテーブルの前に本イベントの主催者であるNEDO イノベーション推進部長の吉田剛様が、これまでのNEDOのスタートアップ支援施策の結果や効果をプレゼンテーションし、それに引き続く形でASEAN6(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム)を代表するスタートアップ支援機関から自国の研究開発型スタートアップの動向や、独自の支援策について共有頂きました。

ラウンドテーブルでは、今後各国が注力すべきポイントについて活発な議論がなされました。世界が直面している課題を解決をしうるディープテックスタートアップを東南アジアを中心に発掘・育成するエコシステムを形成するために、各国個別の戦略や国境を越えた連携を行うメリットについて、それぞれの国の事情を踏まえた意見を伺うことができました。

イベントを閲覧していた各国のスタートアップにとっては、COVID-19の感染流行による海外渡航制限がかかる中でも、東南アジア各国の状況を俯瞰し、また各国への進出可能性を検討する貴重な機会となりました。特に日本のスタートアップにとっては、解決すべき課題が散在する人口7億人を抱える巨大市場・の東南アジア進出への事業展開を構想するきっかけとなったと考えております。リバネスは今回ラウンドテーブルへと参加いただいた東南アジアの強力なパートナーとともに、今後も研究開発型スタートアップの海外進出支援を継続実施します。

*研究開発型スタートアップに対する海外展開支援に関する調査:https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100219.html

**ラウンドテーブルとは:
テーマに即して、数名の参加者が自由に意見を交換する場です。参加者の上下関係や隔たりをなくし、活発な討論が起きるようにファシリテーターが進行を援助します。

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