2020年12月20日(日)にサイエンスキャッスル研究費「アサヒ飲料賞」成果発表会を実施しました

2020年12月20日(日)にサイエンスキャッスル研究費「アサヒ飲料賞」成果発表会を実施しました

2020年12月20日(日)に、サイエンスキャッスル研究費「アサヒ飲料賞」2020成果発表会を完全オンラインで行い、視聴申込者に対して限定公開した上で全国配信しました。7月に5チームを採択し、各チームに対してアサヒ飲料株式会社およびリバネスから研究アドバイザーが半年間、研究アドバイスを行いました。開催概要は以下です。

【開催概要】

日程:2020年 12月 20日 (日曜日)

時間:13:00-16:45

内容:サイエンスキャッスル研究費「アサヒ飲料賞」成果発表会

開催形式:オンライン

※「サイエンスキャッスル2020 関東大会」プログラム内にて実施

配信元:〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4

株式会社リバネス東京本社内

主催:アサヒ飲料株式会社

企画・運営:株式会社リバネス

 

今回は「『健康』『環境』『地域共創』」のいずれかに関わる、未来のワクワクや笑顔を生み出す研究や開発」をテーマに、全国の中高生による研究を募集しました。

採択され、当日発表を行ったチームは以下です。

研究テーマ 学校名 代表者
ソバにおける植物共生微生物の活用に関する研究 山形県立村山産業高等学校 鈴木 千夏
バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価 福島県立福島高等学校 伊藤英聖
天然酵母の探査 福島県立安積高等学校 吉田 崚真
ピーマンの苦味成分の調和及び美味しく食べるための研究 洗足学園中学高等学校 加藤早貴
海洋性細菌による生分解性プラスチックの生産 愛媛大学附属高等学校 二宮妃奈多

 

また、受賞チームは以下です。

<受賞チーム>

最優秀賞

海洋性細菌による生分解性プラスチックの生産

(愛媛大学附属高等学校 代表者:二宮妃奈多)

プラスチックという世界的な環境問題に挑みながらも、「プラスチックは生活に欠かせない素材であり、使わないことは難しいので、捨てた後に分解されるプラスチックを開発したいと考えた」と研究の動機を語りました。また、プラスチックを分解する海洋性細菌を集めるのに、市販の輸入天日塩を用いることで、日本にいながら世界中の細菌を見つけ出すという新しい視点が高く評価されました。

*天日塩は製造過程で加熱処理がされていないため、食塩の結晶についている細菌が死なずに生き残っている。

 

優秀賞

天然酵母の探査

(福島県立安積高等学校 代表者:吉田 崚真)

福島県の食品に対する風評被害払拭のため、福島県の歴史学者にゆかりのあるソメイヨシノから取った天然酵母を用いて製パンを行い、取った天然酵母がパン酵母と同程度パンを膨らませる機能をもつことを発見しました。審査では、風評被害という社会課題解決と新価値創造という両輪で地域共創に貢献しうる研究である点が評価されました。

 

審査員特別賞

ピーマンの苦味成分の調和及び美味しく食べるための研究

(洗足学園中学高等学校 代表者:加藤早貴)

子どもの嫌いな野菜第一位であるピーマンの栄養価を維持したまま、美味しい調理法で食べる方法を提案し、健康社会に貢献したい。その思いが審査員を動かしました。ピーマンの苦味成分はクエルシトリンとピラジンだが、定量するには微量なので高校生に計測は難しいという限界がありましたが、料理のpH測定や味の官能評価という別の指標で研究することにより、みりんのアルコール分で苦味を飛ばすと美味しく食べられることを発見しました。手がかりが少ない中で調理法の提案にたどり着いたことと、そして何よりもピーマンへの愛が、審査員が最優秀賞と優秀賞以外に審査員特別賞を作る決め手になりました。

 

なお、サイエンスキャッスル研究費「アサヒ飲料賞」は来年度も実施いたします。詳細については1月以降にお知らせいたしますので、情報をご希望の方は以下の応募フォームより、ご登録ください。

<<アサヒ飲料賞2021に関する情報ご希望の方はこちら>>

 

本件のお問い合わせ

株式会社リバネス 森本、金子、福田、立花 [email protected]