参加者募集【超異分野学会】未知なる海の解明が持続可能な未来の鍵となるか/2021年3月6日10:00〜@大田区
リバネスが主催する第10回超異分野学会 本大会(2021年3月5-6日(金、土))内で、パネルディスカッション「未知なる海の解明が持続可能な未来の鍵となるか」(セッションパートナー:日本財団)を開催いたします。
地球上の生命体を支え、天候や地球の気温に大きな影響を及ぼす海のことを、私たちはまだほとんど知らない。現在明らかになっている海の地形は、全体のわずか19%。月よりも火星よりも謎に満ちている海が、人類が消費する動物性タンパク質の20%を育み、排出するCO2の30%を吸収している。海を知ることは人類や地球の持続可能性に繋がっているのだ。それだけでなく、海流予測による船舶運航の効率化、地震や津波などの災害予測、資源探査など、期待される効果は大きい。今後私たちは、どのように「海を知る」ための技術を発展させ、それをもって社会の課題を解決していくことができるのか。そこに既存産業のプレイヤーはどう関わり、ともに価値を作れるのか。本セッションでは、海が抱く可能性と未来を議論する。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
未知なる海の解明が持続可能な未来の鍵となるか
日時:2021年3月6日(土)10:00-11:00
場所:コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1 番 4 号 羽田イノベーションシティゾーンJ)
詳細:https://hic.lne.st/conference/hic2021/
登壇者
株式会社日本海洋科学
桑原 悟 氏
1994年 東京商船大学卒、株式会社 日本郵船入社(海技者)。入社後、主として油槽船に乗船(海上勤務)。海上勤務と陸上勤務を繰り返し、陸上勤務では油槽船部門や海務部門(先進技術を含めた船舶技術統括)に携わり、2017年に株式会社 日本海洋科学に出向。現在、公益財団法人 日本財団や国土交通省が進める各種自動運航船プロジェクトをプロジェクトディレクターとして推進している。
株式会社ライトハウス 取締役CTO
松野 洋介 氏
芝浦工業大学電気電子情報工学科電気工学専攻修士課程修了。日産自動車株式会社で自動運転の研究に携わり、英国オックスフォード大学で客員研究員として派遣され、最前線の自動運転研究研究と電気自動車を使った自動運転システムを開発。帰任後、2名の仲間と株式会社ライトハウスを立ち上げ、CTOに就任。漁業者向けサービスISANAを立ち上げた。技術を使って漁業以外にも海洋分野で問題解決できるサービスの研究開発を担当。
経済産業省 経済産業政策局
産業創造課 新規事業創造推進室 室長補佐
長谷川 聡一郎 氏
京都大学大学院工学研究科修了。これまで、国際標準(産業財産権)における国際機関との調整等を担当。現在、J-Startupの運営や、J-Startupの各地域への展開をはじめ、日本におけるベンチャー、スタートアップエコシステムの強化に取り組む。
<モデレーター>
株式会社リバネス
代表取締役 グループCEO
丸 幸弘
2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学や地域に眠る技術や経営資源を組み合せて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営む。ユーグレナを始めとする多数のディープテックベンチャーの立ち上げにも携わるイノベーター。