参加者募集【超異分野学会】リバネス 研究アワード/2021年3月6日10:00〜@大田区

参加者募集【超異分野学会】リバネス 研究アワード/2021年3月6日10:00〜@大田区
アワード
リバネス 研究アワード2021


リバネスが主催する第10回超異分野学会 本大会(2021年3月5-6日(金、土))内で、「リバネス 研究アワード2021」を開催いたします。

リバネスでは、2009年から行っている40歳以下の研究者を対象にした「リバネス研究費」や、2014年から開始した科学技術の集合体で世界の課題解決を目指す「TECH PLANTER」を通じて、多様な分野のアカデミアの研究者と研究の裾野を広げる取り組みをして参りました。
この度、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ために、自らの研究に情熱を燃やして独創性な研究を遂行し、自身の研究の枠を大きく広げながら、今まさに躍進する研究者を表彰する制度として、「リバネス 研究アワード」を新たに設置いたしました。今回は、リバネス研究費の歴代採択者の中から、特にサイエンスにインパクトをもたらした研究者、ならびに研究成果の社会実装にめざましい貢献をした研究者を表彰いたします。

[選定の視点]
自らの研究に情熱を燃やして独創性な研究を遂行し、自身の研究の枠を大きく広げている、次世代の研究者へのロールモデルとなる研究者であること

[部門]
●先端研究推進部門:サイエンスにインパクトをもたらす、独創的な研究を推進していること
●社会実装部門:研究成果をもとに起業または社会実装へ向けてめざましい貢献をしていること

本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。
大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。

※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催いたします。詳細はこちら

リバネス 研究アワード2021

日時:2021年3月6日(土)11:00-12:00
場所:コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1 番 4 号 羽田イノベーションシティゾーンJ)

詳細:https://hic.lne.st/archive/hic2021/

受賞者

<先端研究推進部門>
国立研究開発法人理化学研究所 脳神経科学研究センター
チームリーダー
村山 正宜(むらやま まさのり) 氏

『レアモノハンター』

第2回リバネス研究費リバネス賞(2010年)

1977年生まれ。新聞配達員を経て97年に東京薬科大学生命科学部に入学。2006年に同大学大学院で博士号取得。その後、2010年までベルン大学にて博士研究員。同年、理化学研究所脳神経科学研究センターで研究室を主宰。触知覚の脳内メカニズムを研究する。2018年からは東京大学大学院医学系研究科で連携教授を併任。日本神経科学学会奨励賞、日本生理学会奨励賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞などを受賞。

<先端研究推進部門>
慶應義塾大学 理工学部 機械工学科
准教授
尾上 弘晃(おのえ ひろあき) 氏

『細胞ヒモの発想で広がる可能性』

第5回リバネス研究費ニッピ賞(2010年)

2006年3月、東京大学大学院情報理工学系研究科にてマイクロマシンの研究にて博士号取得。2005~2009年、日本学術振興会特別研究員(DC2-PD)の間、カリフォルニア大学バークレー校化学科に客員研究員として細胞アレイの研究従事。帰国後、2009~2014年、東京大学生産技術研究所助教。2010~2014年、JST ERATO竹内バイオ融合プロジェクトグループリーダーとして細胞ファイバ技術を開発。2014年より、慶應義塾大学理工学部機械工学科専任講師に着任、2016年より同大同学科准教授。2016年より株式会社セルファイバ取締役。

<社会実装部門>
名古屋大学生物機能開発利用研究センター 准教授
グランドグリーン株式会社 取締役
野田口 理孝(のたぐち みちたか) 氏

『接木の基礎研究と応用』

第18回リバネス研究費リブセンス賞(2013年)

2009年京都大学大学院理学研究科にて博士号を取得。同年よりカリフォルニア大学デービス校留学、日本学術振興会海外特別研究員。2012年名古屋大学大学院理学研究科研究員及びJST ERATO東山ライブホロニクスプロジェクト研究員。2015年名古屋大学大学院理学研究科特任助教、JSTさきがけ研究員。2016年名古屋大学大学院生命農学研究科助教、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所連携研究者、文科省卓越研究員。2019年より現職。植物の接木のメカニズム、全身性情報伝達などについて取り組んでいる。

<社会実装部門>
株式会社マイオリッジ
取締役CTO
南 一成(みなみ いつなり) 氏

『細胞技術実用化を目指したベンチャー創出と社会実装』

第23回リバネス研究費レボックス賞(2014年)
第27回リバネス研究費池田理化賞(2015年)

京都大学での研究成果を基にマイオリッジ社を設立し、独自のiPS由来心筋細胞製造技術を始め、様々な細胞技術を用いて再生医療への貢献を目指す。製造コストや細胞機能性の向上、臓器組織化といった、業界が直面している共通課題と向き合い、装置メーカーや基材・化学品・製薬メーカー等、国内外の細胞製品開発企業と共同して、製造プロセスの自動化や培地開発といった細胞製品に必要なインフラ技術の発展と社会実装に取り組んでいる。

<モデレーター>
株式会社リバネス 執行役員

高橋 宏之

2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせることで、新たな知識、研究開発のタネを生み出す場、「超異分野学会」を仕掛け続けている。