参加者募集【超異分野学会】ハラルハブ進出へのカギは アジア随一の実証実験都市にある /2021年3月5日13:00〜@大田区
ハラルハブ進出へのカギはアジア随一の実証実験都市にある
ーマレーシアだからできる大企業・ベンチャー間連携ー
リバネスが主催する第10回超異分野学会 本大会(2021年3月5-6日(金、土))内で、パネルディスカッション「ハラルハブ進出へのカギはアジア随一の実証実験都市にあるーマレーシアだからできる大企業・ベンチャー間連携ー」(セッションパートナー エアロダインジャパン株式会社)を開催いたします。
マレーシア政府は製造業の生産性レベルの向上を目指すマレーシア版Industry 4.0「Industry4WRD」を国家戦略として推進している。2010年代に力を入れたベンチャー創出施策の結果、現在はマレーシア発のベンチャーがこの国家戦略を強力にけん引している。しかし、スマートモビリティ社会や効率的で利便性の高いヘルスケアシステムの実現、そして国家レベルのデジタル化推進などの大型プロジェクトをベンチャーとともに推し進める大企業が足りないことがマレーシアの課題となっている。その課題を解決し、大企業・ベンチャー間の連携事例を次々と産み出しているのが、クアラルンプール国際空港近くの経済特区「Cyberjaya」をはじめとした経済特区だ。法人税や外国人就労の優遇制度を設置することで、海外の大企業が続々と進出し、同時にマレーシア国内の有望ベンチャーも居を構えている。このような特区で実証実験を重ねることこそが、ハラルマーケットへ日本企業が進出するためのカギと言ってよいだろう。そこで、マレーシア内特区での実証実験の実情について、またこのようなアセットをどのように活用すればよいのかを、Cyberjayaに本拠地を構え、世界No2のドローン企業に上り詰めたAerodyneグループCEOのカマルル氏、マレーシア南部ジョホールの特区Iskandarの開発をリードするスーパーデベロッパーIskandar Inbestmentの投資アームのManaging Directorのズルフィカー氏、そしてマレーシア投資庁・ディレクターのリドゥアン氏が議論する。モデレータは日馬を双方の文化・ビジネスをつなぐエアロダインジャパンの伊藤代表取締役社長。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
ハラルハブ進出へのカギはアジア随一の実証実験都市にある
ーマレーシアだからできる大企業・ベンチャー間連携ー
セッションパートナー エアロダインジャパン株式会社
日時:2021年3月5日(土)13:00-14:00
場所:コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1 番 4 号 羽田イノベーションシティゾーンJ)
詳細:https://hic.lne.st/conference/hic2021/
登壇者
Aerodyne Group (エアロダイングループ)
CEO
Mr. Kamarul A. Muhamed(カマルル・ムハメド 氏)
エンタープライズソフトウェアとセキュリティ、インタラクティブマルチメディアアプリケーションとソフトウェア開発、およびドローンアプリケーションのパイオニアとして25年の経験を持つ。ノッティンガムトレント大学を卒業後、監査役としてロンドンでキャリアをスタート。その後、Computer Associatesのディレクター兼カントリーマネージャーに就任。2014年、AIを主導とするドローンベースのエンタープライズ管理ソリューションプロバイダであるAerodyne Groupを設立。アジアでNo.1のドローンカンパニーへ成長し、2018年にはフロスト&サリバン社のMalaysia Excellence Awardsにおいて、UAV company of the year 2018を受賞している。
IIB Ventures Sdn. Bhd.
Managing Director
Mr. Zulfiqar Zainuddin(ズルフィカー・ザイヌディン氏)
マレーシアの特区イスカンダルの街づくりそのものを行うスーパーディベロッパーIskandar Investment Berhadの100%子会社であるIIB Ventures Sdn Bhdのマネージング・ディレクター。それ以前は、マレーシア政府の戦略投資部門であるKhazanah Nasionalの完全子会社であるi2M Ventures Sdn Bhd(i2M)を率いていた。就任前は、Khazanah Nasional Berhadで投資のビジネスサービス部門の責任者を務め、また。現在のマレーシアデジタルエコノミー公社(MDEC)では、外国直接投資の責任者として、大規模な多国籍企業のマネジメントを行ってきた。
現在、アウトソーシングマレーシア(OM)の顧問や、ルックイースト政策協会(ALEPS)の会長も務める。和歌山大学で経済学の学士号を取得。
Malaysian Investment Development Authority (MIDA)
Regional Director
Mr. Riduan Rahman(リドゥアン・ラフマン氏)
英国、ポーツマス大学卒(会計学位)。ホーワス社、BSA Manufacturing社、 Airport Limo社、 RHB銀行など様々な民間企業にて、コンサルティング、製造、ロジスティクス、財務と幅広い分野で経験を積んだ後、2003年、マレーシア投資開発庁に入庁。外国投資促進を含めた様々な部門に所属。マレーシア投資開発庁ドイツ・フランクフルト事務所に副所長として5年間赴任後、2018年7月にマレーシア投資開発庁 東京事務所 所長に就任。投資促進戦略策定、実行を責務とし、日本からマレーシアに投資を誘致。東アジア地域も統括する。
<モデレーター>
エアロダインジャパン株式会社
代表取締役社長
伊藤 英 (いとう あきら)氏
カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校デジタルメディア学科卒業。テレビ番組制作会社のADからキャリアを始め、現在は外資系ドローン企業エアロダインの日本法人代表を務める。豊富な海外実績を元に、企業・行政向けにドローンを起点としたデジタルトランスフォーメーションを推進する活動を行っている。原著論文に「インフラロボット活用最前線 ~ドローン×デジタル技術がもたらす未来~」(土木技術資料2020年4月号)がある。