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【実施報告】KRP主催ウェビナー『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』にリバネス代表取締役副社長 CTOの井上浄が登壇しました。

【実施報告】KRP主催ウェビナー『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』にリバネス代表取締役副社長 CTOの井上浄が登壇しました。

2021年5月13日(木)、京都リサーチパーク株式会社(KRP)が主催するウェビナー『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』に、リバネス代表取締役副社長 CTOの井上浄が登壇しました(セミナー情報詳細)。

今回のセミナーでは、リバネスが運営するスタートアップ・クリエイティブラボ(SCL)に入居するマイキャン・テクノロジーズ株式会社 COO兼CFO 伏原 和久 氏、KRPに入居するワオデザイン株式会社 代表取締役 山本 浩司 氏をパネラーとしてお招きし、井上をモデレーターとしてシェアラボならではの研究開発のスタイルについてディスカッションしました。

2社の企業紹介の中で、伏原氏からは、メインの研究拠点である京都の自社ラボと新しく加わった研究拠点のSCLの紹介がありました。そのうち、シェアラボのSCLには汎用機器が揃っているほか、キムワイプやピペットなどの消耗品をその場で購入ができる環境があり、すぐに実験が始められる点が便利だったという経験談をお話しいただきました。

ワオデザインは、汎用的な小型の理化学機器を中心に自社で開発し、研究者のニーズに合わせて加工等も行っています。日頃の経験から、理化学機器をシェアラボに設置し、利用してもらいながらより使い勝手のいい装置に進化させていくことができるのではと期待を語って頂きました。

パネルディスカッションでは、シェアラボの入居企業どうしでお互いの研究や事業内容を話すうちに、コラボレーションできそうなことを話し合う機会が増えているという伏原氏の経験談や、自社にはない装置が使えるようになることで研究の幅が広がるのではないかという山本氏の考えも交えながらシェアラボの可能性について議論しました。

山本氏からは、研究者は自分の実験に必要な機器は自分で購入するが、シェアラボという用意された環境の中には、自身では購入することのない実験機器が含まれており、例えば使ったことのない機器でも使ってみようと思う機会となる、新しい研究が生まれる可能性につながるだろうと、実験機器開発者ならではの観点でシェアラボの活用方法をお話いただきました。

シェアラボが、何気ない会話からインスピレーションや共同研究のアイデアといった研究開発の種を生み出す環境としてさらに発展していくよう、リバネスではこれからも新しい仕掛けを考えてまいります。

【開催概要】
『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』セミナー
日時:2021年5月13日(木)15:00~16:00
プログラム:
(1)神戸市とタッグを組んだシェアラボ「スタートアップ・クリエイティブラボ」
株式会社リバネス 代表取締役副社長 CTO 井上浄(オンラインでのご登壇)
(2)KRPが大阪で目指す新たな研究スペース「Turnkey Lab 健都」
京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 中根静香
(3)トークセッション:これらからのラボの在り方とは
<パネリスト>
・ワオデザイン株式会社 代表取締役 山本浩司
・マイキャン・テクノロジーズ株式会社 COO兼CFO 伏原和久
・株式会社リバネス 代表取締役副社長 CTO 井上浄
・京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 中根静香
<司会・ファシリテーター>
・京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 長田和良
主催:京都リサーチパーク株式会社

【SCLではこれまでに「人材」に主軸をおいて、下記のようなイベントを実施しました】
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