【自治体向け】域外研究者・ベンチャーを誘致する超異分野学会地域フォーラムを軸にした連携創出サービスを開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎、以下「リバネス」)は、2021年8月20日より、地域産業創出を目指す「域外研究者・ベンチャーを誘致する超異分野学会地域フォーラムを軸にした連携創出サービス」を開始します。
サービスの背景
人口減少傾向にある日本において、特に地域においては少子高齢化が顕著であり急速に過疎化が進んでいます。中でも消滅可能性都市に数えられる地域においては、その歯止めをかけるべく、産業振興や企業誘致等が重要な打ち手のひとつであり様々な取り組みがなされています。周辺地域の産業基盤や経済圏との接続に有利な立地環境であれば、それらを活かした戦略も考えることが可能ですが、そのような基盤や環境がない地域も少なくありません。特に、研究基盤に乏しい地域においては、その地において新たな知識を生み、産業を興すことが困難な状況です。
一方、株式会社リバネスでは、2015年から各地で超異分野学会地域フォーラムを開催し、研究基盤の乏しい地域においても地場の強みや課題などの特徴を捉え、外部の研究者やベンチャー企業等と地元の意欲的な事業者とブリッジすることによって、新たな産業等に繋がりうる研究開発の推進が可能であることを実証してきました。
本サービスの企画概要
域外研究者・ベンチャーを誘致する超異分野学会地域フォーラムを軸にした連携創出サービスは、リバネスが各地でフォーラムを実施し、その後に地元の事業者と域外の研究者やベンチャー企業等と一緒に、実証研究などのプロジェクトを創出してきたノウハウをもとに設計しています。本サービスは、超異分野学会地域フォーラムの開催を軸として、大きく3つのステップで構成し、ステップ1とステップ2の間に、域内外から分野や業界を超えて集う超異分野学会地域フォーラムを実施します。これを機に、域外から研究者やベンチャー等を誘致し、新たな研究や実証テーマを立ち上げ、地域産業創出を目指した研究を推進することが可能です。
<1st Step 地域を知る>
域外の研究者やベンチャーを招聘し、域内の課題や強みを知るために地場産業の現場等を視察するとともに、域内事業者に外部の知識・技術をインプットし、ディスカッションを行います。これにより産業につながりうる研究テーマ、連携仮説を創出します。
<超異分野学会地域フォーラムの開催>
1st STEPで創出した研究テーマ、連携仮説を具現化するために超異分野学会地域フォーラムのセッション等でアウトプットし、域内外を巻き込んだ取り組みを開始します。
<2nd Step 地域で試す>
超異分野学会地域フォーラムで芽出しした研究テーマの事業性を検証するため、域内外でPoCを実施します。状況によって、域内の資源等を活用して域外からの研究者やベンチャーを招致してPoCを実施するパターンや、域内の事業者に域外の知識・技術を導入してPoCを実施するなどのパターンがあります。
<3rd Step 地域で共に創る>
PoCの結果を踏まえて事業化可能性を判断し、ヒト、モノ、カネを投入することで事業化を加速できる案件に投資し、地域の新産業としての確立を目指します。
これら複数年にわたる一連の取り組みにおいて、リバネスのブリッジコミュニケーターが伴走し、プロジェクトの進捗状況にあわせて柔軟に域内外のプレーヤーを巻き込みながら推進します。新たな産業創出を模索している自治体の方は是非一度ご相談ください。
なお、超異分野学会地域フォーラムの他、各地域でのリバネスの取り組み事例はこちらをご参照ください。
◆お問い合わせ先
株式会社リバネス 研究開発事業部(担当:岡崎、井上)
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
TEL: 03-5227-4198 FAX: 03-5227-4199 Mail: [email protected]