食品・外食産業の事業開発/研究開発を最短距離で実現する「フードオペレーションエンジニアリング」を開始します

食品・外食産業の事業開発/研究開発を最短距離で実現する「フードオペレーションエンジニアリング」を開始します

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)の製造開発事業部は、新たなサービスとして「フードオペレーションエンジニアリング」を開始します。

本サービスは、食品・外食産業における生産、製造、開発、店舗運営などを含む広義の「オペレーション」をものづくりによって革新し、企業の経営戦略に新たな選択肢をつくりだすことを目的としています。

リバネス製造開発事業部ならではの「新たな視点」「課題設定力」「ものづくり力」によって、食品・外食産業における課題解決に資する先端技術の探索から導入までをワンストップで実行することが特徴です。

 

【本サービスの背景】

昨今、食品・外食産業の事業開発においては下記のような特徴が挙げられます。
・人手不足を起点とした各種プロセスの自動化ニーズがある
・安全性は前提としつつも、低コスト化の要求が強い
・価格による差別化には限界があり、味やサービスの低下を伴う事も多い
・雰囲気による差別化は店舗改装や広告宣伝など多大なコストを必要とする
・サービスによる差別化は短期的な効果が薄い(価値は長続きする)
・テクノロジーによる差別化に成功した先行事例は現時点ではあまりない

これらをふまえると、食品・外食産業において新たな取り組みや課題解決を行う際には、視野を広く持ち、幅広い分野のテクノロジーを適時適切に導入することが効果的な選択肢となります。そのうえで、継続的にオペレーションの効率化や商品開発力の強化に取り組むことによって、経営の強化と安定的な成長を実現できるものと考えられます。

しかし、充実した研究開発機能を自社で抱えることは費用対効果の面からハードルが高く、実施に二の足を踏むケースが多く見受けられることも事実です。そのため、食品・外食産業領域のオペレーション革新をスモールステップでトライできるサービスへのニーズは非常に高いものがあります。そうした課題に応えるべくリバネスが構築したものが、本サービス「フードオペレーションエンジニアリング」です。

リバネスの製造開発事業部は、これまでに町工場、中堅企業、大企業など、製造分野での専門性をもつさまざまな企業と連携し、研究者やベンチャーの技術の社会実装の加速や、それを通じた社会課題の解決をリードしてきました。

具体的には、社会の課題解決に立ち向かう持続可能な食産業を実現しうる食品生産・加工技術・流通システム等のフードテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装するフードテックグランプリの運営(2021-)や、地域企業・ベンチャー企業等が持つ製造・加工技術を活用したフードテックの取り組みを支援するためのフードテックコミュニティの立ち上げの支援の実施など、食品・外食産業における新たな取り組みの伴走を行って参りました。

これらの実績を通じて蓄積してきた最先端のフードテックに対する幅広い知見、各種の装置や加工などの技術、そして課題解決に向けた経験をベースとして、本サービスを最適な形で実行して参ります。

 

【本サービスのプロセス】

フードオペレーションエンジニアリングは、下図のようなプロセスで実施します。

 

【対応可能な課題と解決策の方向性】

・労働集約型のオペレーション
→オートメーション化による効率化(新業態への展開が視野に)

・属人的な品質管理
→測定技術によるDX化で、真に再現性のあるレシピを実現(全国展開への布石に)

・試作〜量産のタイムラグが大きい
→経営戦略上のタイミングやトレンドを逃さないスピード感のある開発を実現

・既存シーズの横展開が進まない
→ベンチャーの先端テクノロジーとの融合による新規事業開発とその社会実装

 

【対応可能な技術領域とソリューション例】

本サービスでは、リバネスの製造開発事業部が蓄積してきた経験、知識、ネットワークを活用することによって、食品・外食産業における生産、製造、開発、店舗運営などを含む広義の「オペレーション」をものづくりの力で革新します。その上で、企業の経営戦略に新たな選択肢をつくりだし、新たな時代に即した食品・外食産業の発展を実現して参ります。

 

実施お申し込み、お問い合わせ
03-5227-4198 / [email protected]
担当:長・伊地知・蔵本