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【超異分野学会東京大会2022】基調講演決定!第二弾、東北大学准教授藪浩氏登壇「生物をお手本にしながら生物を超える材料を作る“メタバイオ”」

【超異分野学会東京大会2022】基調講演決定!第二弾、東北大学准教授藪浩氏登壇「生物をお手本にしながら生物を超える材料を作る“メタバイオ”」

リバネスが主催する超異分野学会東京大会(2022年3月4-5日(金、土))の初日3月4日の基調講演に、東北大学材料科学高等研究所 デバイス・システム ジュニア主任研究者/多元物質科学研究所 准教授 藪浩氏が登壇し、自己組織化やバイオミメティクスをキーワードに取り組んできた研究および事業化について「生物をお手本にしながら生物を超える材料を作る“メタバイオ”」をタイトルに講演します。

 

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超異分野学会東京大会2022(https://hic.lne.st/conference/tokyo2022/

大会テーマ 知識の還流 -地球貢献の時代へ-

日時:2021年3月4日(金)・5日(土)10:00-19:00

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生物は分子の特性を巧みに活かした自己組織化により、高度に制御されたモノづくりを実現しています。人類がトップダウンで加工してつくるよりもエコであるばかりか、高機能で精緻なモノづくりです。蓮の葉の撥水性などはよく知られた例ですが、撥水性能を付与したい材料に蓮の葉を貼り付けることは現実的ではありません。高い撥水性をもつ蓮の葉がワックスを分泌して作る微細な凹凸構造に学び、これを人工材料で、人類が使いやすく、作りやすく模倣し、オリジナルを超える材料を創出するのです。

このようなモノづくりを藪氏は”メタバイオ”と呼び、様々な材料開発に取り組んできています。ヘムタンパク質をお手本にした触媒電極材料は、単に生物と同じポルフィリンを用いるのではなく、様々な工夫を加えてデザインし、白金担持カーボン(Pt/C)よりも高い触媒能を実現しています。

自己組織化、バイオミメティクスをキーワードにしたアプローチで取り組む藪氏の研究は、材料、電池、バイオなど多岐に渡り、またその成果として創出された従来にない機能性材料は、それぞれ異なる事業領域へと展開されています。

基調講演登壇者

東北大学 材料科学高等研究所 デバイス・システム ジュニア主任研究者

東北大学 多元物質科学研究所 准教授

 藪 浩 氏

2004年北海道大学電子科学研究所助手、2007年東北大学多元物質科学研究所助教、2007年-2009年理化学研究所客員研究員(兼任)、2010年同准教授、2016年同材料科学高等研究所ジュニア主任研究者、現在に至る。自己組織化によるメタマテリアル研究、バイオミメティクス材料開発など、機能性材料研究に取り組む。2019年に研究成果の社会実装を目指してAZUL Energy株式会社を共同設立し、取締役 チーフサイエンティフィックオフィサー(CSO)就任。

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