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【超異分野学会東京大会2022】基調講演決定!第四弾、東京海洋大学渡邉豊氏登壇「コンテナ輸送から二足歩行へ。異分野に拡張する重心検知理論」

【超異分野学会東京大会2022】基調講演決定!第四弾、東京海洋大学渡邉豊氏登壇「コンテナ輸送から二足歩行へ。異分野に拡張する重心検知理論」

リバネスが主催する超異分野学会東京大会(2022年3月4-5日(金、土))の2日目となる3月5日の基調講演に、東京海洋大学 海洋工学系 流通情報工学部門 教授 渡邉 豊氏が登壇し、港湾物流の安全に寄与する研究成果を”人の歩行や転倒”という全く異なる分野に応用した連携について「コンテナ輸送から二足歩行へ。異分野に拡張する重心検知理論」をタイトルに講演します。

 

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超異分野学会東京大会2022(https://hic.lne.st/conference/tokyo2022/

大会テーマ 知識の還流 -地球貢献の時代へ-

日時:2021年3月4日(金)・5日(土)10:00-19:00

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同じサイズのコンテナを輸送するトラックは、同じように見えて異なる走り方が求められます。コンテナの中の積み荷の状態が、トラック全体の重心に影響しているため、曲がるときの速度は重心位置によって限界が異なり、ときに思わぬ転倒事故などにつながります。このような課題に対して、渡邉氏は移動体の状態を検知し、転倒を未然に防ぐための研究を重ねて三次元重心検知理論を見いだしました。その技術は港湾物流に実装され活かされています。

この理論が、人という移動体にも適用できるかも知れないと考えて生まれた異分野連携が、土木作業員の疲労や熱中症対策でした。同理論を人の歩行に発展させた人間重心検知理論は、一見してはわからないような歩行時の人の揺れ具合を捉え、疲労の程度として評価することが可能です。倒れる限界に至る前に、適切に休憩を促すなど、肉体労働者の体調管理に役立つことが期待されます。重心位置に着目し、人をばね構造体として捉えたこの理論は、なぜ人がバランス良く自然な二足歩行が可能なのかという点でも有用な知見であり、様々な異分野との連携により、さらに新たな領域へと展開されることが期待されます。

基調講演登壇者

東京海洋大学 海洋工学系 流通情報工学部門 教授 

渡邉 豊 氏

1985年東京商船大学大学院商船学研究科修士課程修了、1989年東京大学工学部都市工学科研究員、1990年東京商船大学運送工学科助教授。1993年東京大学工学博士号取得。1994年スウェーデン王立チャルマース工科大学客員研究員、2004年東京海洋大学助教授、2005年東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科教授を経て現職。環境・安全・セキュリティと経済性を両立させる物流システムを探求し、国際物流、港湾ロジスティクス等に関する研究の第一人者。

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