【リバネス20周年記念企画・第7弾】学校の先生20名を「教育開発フェロー」として採択。変化する時代の学校に向き合うプロジェクトを開始!

リバネスは、「子どもたちの理科離れ」が社会問題として取り上げられ始めた時期、科学・技術の魅力を誰よりも知っている若手研究者が立ち上がり、学校への「出前実験教室」をはじめました。その後も、社会に開かれた教育課程の実現、探究活動や主体的・対話的で深い学びの実現など、学校現場の課題となるテーマが多様化する中でも、仮説検証とサービス開発に取り組んできました。その一部は出前実験教室に次ぐ形で、国内外の学校に導入が進んでいます。
2022年は、新学習指導要領「生きる力」が高等学校でも全面施行され、学校教育が大きく転換する年となります。そこで、これからの学校を彩り、アップデートが必要となる要素を抽出するために、学校の課題を見つけ、その解決に挑戦する先生を募集しました。
その結果、探究活動の推進体制の構築、地域ステークホルダーとの連携模索、教科横断型授業の実践手法開発、生徒の主体性の育み方の検討、評価系の開発、授業実施支援ツールの開発など、様々なテーマで40名の先生方から応募がありました。この度、その中から20名の先生を「教育開発フェロー」として採択し、リバネスと共に仮説検証を推進するプロジェクトを始動します。
本プロジェクトでは、20名の教育開発フェローの掲げるテーマを元に、以下の5つのテーマ群を設定しました。1年間を通した研究会での議論や各校での実証を通し、これからの学校教育の発展に資する知識や概念を開発します。
5つのテーマ群
- 生徒の主体的行動を育てる学校の取り組みの開発
- 中等教育における学校間共同研究の手法開発
- 探究活動における教員のチームづくりと指導方法に関する考察
- 地域資源に関する研究所を学校内に立ち上げる意義の検討と実践手法の開発
- 生徒のワクワク度分析を活用したオリジナルプログラムの評価の実践
採択した教育開発フェローの皆様

氏名(所属)一覧
三宅 武寿さん(北海道・道立札幌東高等学校)
本岡 泰斗さん(北海道・札幌日本大学中学校・高等学校)
柏木 恵梨菜さん(茨城県・茨城キリスト教学園高等学校)
関澤 拓実さん(栃木県・県立那須拓陽高等学校)
田中 義靖さん(東京都・都立多摩科学技術高等学校)
秋山 佳央さん(東京都・三田国際学園中学校・高等学校)
日野田 昌士さん(東京都・聖学院中学校高等学校)
小山 悠太さん(神奈川県・浅野学園中学校・高等学校)
加川 泰之さん(富山県・県立高岡第一高等学校)
両角 紀子さん(長野県・東海大学付属諏訪高等学校)
榊原 正信さん(静岡県・静岡聖光学院中学校・高等学校)
三輪 祐太さん(岐阜県・県立坂下高等学校)
楠部 真崇さん(和歌山県・和歌山高等専門学校)
藤田 学さん(岡山県・県立玉野高等学校)
高橋 和成さん(岡山県・岡山龍谷高等学校)
柳 雅之さん(岡山県・岡山学芸館高等学校)
野崎 浩平さん(高知県・土佐塾中学・高等学校)
市川 覚さん(福岡県・筑紫女学園高等学校)
高尾 博之さん(福岡県・鎮西敬愛学園中学校・高等学校)
早野 仁朗さん(熊本県・県立熊本高等学校)
本活動の活動内容は、今後ウェブサイト「ティーチア」、中高教員向け教育情報誌「教育応援」、超異分野学会にて発表して参ります。
◾︎本件に関する問合せ◾︎
株式会社リバネス
担当:海浦、中島
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]