カーボンリサイクル関連技術の研究・実証支援制度 「HIROSHIMA CARBON CIRCULAR PROJECT」採択者決定
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 COO:髙橋修一郎、以下「リバネス」)が、広島県の委託を受けて運営する「令和4年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援業務」における「HIROSHIMA CARBON CIRCULAR PROJECT(ひろしまカーボンサーキュラープロジェクト)」にて、9件の採択が決定されました。
【採択者一覧】
区分 | 採択者 | 研究内容 |
研究 単独型 |
広島大学 助教 津野地 直 |
カーボンリサイクル普及のための省エネ型材料の開発 |
広島大学 客員教授 太田 啓之 (株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ) |
油脂高生産藻ナンノクロロプシスによる有用脂質生産 | |
広島大学 助教 金 佑勁 |
カーボンリサイクルを目指した金属粉体燃焼技術 | |
研究者 提案型 |
㈱ガルデリア | 工場等廃棄物を利用した藻類によるCO₂固定培養とその活用 |
広島商船高等専門学校 准教授 大沼 みお |
油脂生産微細藻類の水中屋外培養に関する実証実験 | |
㈱ジャパンモスファクトリー | 苔の水中培養によるCO₂分離回収技術の開発とその応用 | |
県内企業 課題解決型 |
大成建設㈱ | 製紙の行程で生じる炭酸カルシウムの活用 |
㈱ロータス・サーマル・ソリューション | 環境配慮型コンクリート「CO₂-SUICOM」の炭酸化工程に必要な流体力学的解決法 | |
広島大学 准教授 宮岡 裕樹 |
低温排熱を利用した熱化学水素製造 |
9件の採択者採択者に対して、最長2年間、最大2,000万円/件の研究・実証資金とリバネスのコミュニケーターによる研究ステップアップ支援を実施することにより、広島県内でのカーボンリサイクルに係る研究・実証事業の数を増加させ、カーボンリサイクル関連技術の社会実装を推進いたします。
【HIROSHIMA CARBON CIRCULAR PROJECT概要】
広島県では、2050年までにカーボンリサイクルを本県産業の柱の一つとして育成し、県経済の発展、さらには世界のカーボンニュートラルに貢献することを目標に、カーボンリサイクルの「ファーストペンギン」になるべく、産学官連携や研究活動の集積に向けた取組に、いち早く着手しております。そこで、広島県は、更なる研究案件の発掘・開発を促進し、カーボンリサイクルの拠点化を図るため、県独自の「研究・実証支援制度」を創設し、研究資金とリバネスによる伴走の支援を行います。
・特設サイト: https://ld.lne.st/hiroshima/carbon-circular/
【今後のスケジュール】
令和4年9月14日 | 交付決定 |
令和4年11月 | 研究内容紹介イベント実施予定 |
令和5年3月 | 今回採択案件の令和5年度継続審査 |
問い合わせ:
担当:中島翔太、環野真理子、井上剛史
E-mail : [email protected]
TEL :03-5227-4198(株式会社リバネス)