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【実施報告】新事業展開セミナー「地元ものづくりの技術と市外企業の連携が、浜松に新産業を生み出す」を実施しました。

【実施報告】新事業展開セミナー「地元ものづくりの技術と市外企業の連携が、浜松に新産業を生み出す」を実施しました。

2022年8月3日、「公益財団法人 浜松地域イノベーション推進機構 新事業展開マッチング支援事業」の一環として「新事業展開セミナー」を浜松市内で実施しました。

セミナーには昨年の「新事業挑戦支援事業」をきっかけに業務提携した、有限会社ハーモテック森藤氏、タイガーサウンド株式会社馬場氏にご登壇いただきました。今回の連携によって、ハーモテックは製品の販売ルートを持つことになり、タイガーサウンドは製品販売を行う事業拡大が可能となりました。本セミナーでは、連携を決めたポイントについて、地元企業の視点と市外企業の視点からお伝えし、連携による事業創出のメリットや、連携コミュニケーションのポイント・連携先が求めていることなどを、リバネス長谷川がモデレータを務めるパネルディスカッション形式でディスカッションしました。当日は浜松市内の企業を中心に12名が聴講しました。

はじめに、森藤氏から「ものを作るのは得意だが、新事業の立ち上げを考えたとき、何を作ればいいのか分からない」といった、ものづくり企業としての悩みを打ち明けていただきました。そして今回の製品は、「自身が音楽好きだったことから、自社オリジナルの音楽機器の作成に至った」という製品背景を紹介いただきました。馬場氏からは「機材レンタル事業という仕事柄、様々な音響の機材に触れるのですが、現場のニーズに即した機器というのが少なかった」と、日頃から現場で感じる素直な気持ちを語っていただきました。唯一無二の音楽機器を作成する森藤氏と、業界のニーズを熟知する馬場氏を、リバネスが引き合わせ、お互いフィーリングが重なったことで、連携に向けた協議を重ね、業務提携へ至りました。両者の連携を支援した長谷川は「小さくてもいいから、まず始めることが大事」と話し、自分が熱意を持てるものから始めることが重要だと伝えました。さらに、「連携先=取引先と捉えるのではなく、自分も含めた一つのチームと考えることで、利害を真剣に議論しあえる関係性が構築でき、具体的な連携きっかけになる」と伝えました。本音ベースのリアルな話から、連携における重要な視点を学べるセミナーとなりました。

本事業に関する支援を希望する浜松市内企業の方は、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

TEL 03–5227-4198  Mail:[email protected]

株式会社リバネス 地域開発事業部  担当:尹(ゆん)