【実施報告】2022年度第一回地域産業創出セミナー 「AI活用による産業用装置の条件出し高速化・高度化」を実施しました

【実施報告】2022年度第一回地域産業創出セミナー 「AI活用による産業用装置の条件出し高速化・高度化」を実施しました

202297日、2022年度関東経済産業局委託事業である「令和4年度価値創造チャレンジ事業(中小企業経営支援等対策委託費)」における「地域産業創出セミナー」の第一回を実施しました。当日は、全国の地域中堅企業の他、大企業や自治体、地域金融機関、スタートアップの方々が約63名参加しました。

本事業の概要及び2020年度,2021年度の成果実績等はこちら(関東経済産業局HPへ)

2022年度第一回地域産業創出セミナー アーカイブ視聴はこちら】

はじめに、関東経済産業局産業部 次長の小澤 元樹 氏より今年度の事業への抱負を頂きました。続いて同局産業部 製造産業課である中村 友紀 氏より「両利きの経営」の実践の重要性やバリューチェーン構築などのキーワード、そして今回の取り組みに賛同し、本事業終了後も地域産業の成長支援をサポートすることに賛同して下さった17の自治体、金融機関、支援機関の皆様との連携について言及しながら本事業の趣旨について、説明がありました。

その後「AI活用による産業用装置の条件出し高速化・高度化」と題したトークセッションを開始。まずは精密測定・精密加工の技術を持つ「ダイセイ株式会社」の代表取締役 川口健二 氏から、事業内容の紹介、スタートアップとの連携に至るまでの経緯について紹介して頂きました。

続いてAIを活用した条件出し支援を可能とするスタートアップ「株式会社エイゾス」の創業者 / 研究開発部 部長 河尻耕太郎 氏より、エイゾスの立ち上げ背景や、自社技術やAIの活用事例に関する紹介がありました。

トークセッションでは川口氏より、現場エンジニアと話している時に、経験と勘で加工しているとわかり、技能伝承がうまくできないまま何十年とやっていくわけには行かないと課題感を持っていた中で、河尻氏と出会ったことが冒頭に話されました。また河尻氏からは、エイゾスは解析手法の専門家だが、実際の加工の専門家ではないため、複合的な加工時の設定値の決め方はわからない。そんな中、現場の技術者が共に最適な条件を模索してくれたことでハードルを乗り越えられたことが話され、盛り上がりました。

さらに、オンライン質問ツール Slidoに「中小企業がAIを導入する上での課題とポイントは何か。」といった質問が寄せられ、河尻氏は「目的に応じて必要なデータ数があるが、データがそもそもないケースが多い。AIはなんでもできると思われているがそんなことはないため、それを理解してデータを貯めていくところなどから共に歩んでもらうことが重要と感じています」と回答し、また川口氏からは「受発注ではなく、まずは小さく共に検証していくスタンスで関わってもらえたので進めやすかった。また、経験則を数値に落とし込んでいくことで、AIの活用はもちろんだが、技能の伝承にも使っていけるので、AI構築以外のメリットもあった。」とコメント頂きました。AIの可能性と限界を理解した上で、双方が歩み寄りながら課題解決していく関係性がとても重要であることが感じられたセッションとなりました。実施後のアンケートでは、「中小企業はリソースは限られるからこそ、スタートアップとの連携など社外リソースの活用が大事だということがわかりました」、「このような技術や取り組みが我が国の産業・特に製造業の競争力向上に繋がって欲しいと思いました」など多数の回答がありました。今後は、回答企業とのオンライン面談を調整し、スタートアップとの連携へ向けた動きを進めてまいります。

本セミナーは、105()16:00より第二回目の開催を予定しております。ぜひ、次回以降の視聴申し込みもお待ちしております。

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