【実施報告】東京農業大学にて、全4回にわたるトランスファラブルスキル研修を実施しました。

【実施報告】東京農業大学にて、全4回にわたるトランスファラブルスキル研修を実施しました。

リバネスは、サイエンスブリッジコミュニケーションを核とした人材育成プログラムの実践を通じ、創業以来20年間、博士人材のキャリアの開発を手掛けて参りました。このノウハウとネットワークを生かし、大学生・大学院生向けに実践的にトランスファラブルスキルを鍛えるプログラムを、大学等と連携して実施しています。

参考)【大学院向け】修士・博士課程対象、研究キャリアを開拓する短期トランスファラブルスキル実践プログラム開始

本研修は、東京農業大学が行う「グローバルで食料生産向上に挑戦する高度人材養成包括的プロジェクト」の一環として実施されました。これは、科学技術振興機構の次世代研究者挑戦的研究プログラムの採択をうけている取り組みです。

 

本研修は7月から9月にかけて、4回に渡り実施しました。

第1回ではブリッジコミュニケーションの考え方をお伝えし、相手との間に橋をかけるための1分自己紹介の作成を行いました。第2回では、伝わるプレゼンテーションを行うためのポイントをお伝えし、自身の目的に合わせたプレゼンテーションに必要な準備が何かを考えました。

2回の研修をもとに、第3回の実践研修では「超異分野学会 大阪大会2022」で、企業やベンチャー企業をはじめとした異分野の相手へのプレゼンテーションとコミュニケーションに挑戦しました。

第4回では、実践研修での経験を振り返り、自分の得た学びを定着させるためにエッセイを作成しました。

 

参加者からは、下記のような感想を頂きました。

・現状と研修後の変化がわかりやすく、どんな目的で行っているのか分かりやすかった。

・プレゼンテーションの際に相手のメリット(動機)に寄り添ったストーリー作りをしたいと意識するようになった。

・自分の根本にある信念を思い出した。

・短期間で実践的なことを行えて自分の中でまず第一の成功体験を作ることができた。

リバネスでは今後も、若手研究者が課題発見力や課題解決力等の高いスキルを持つことを認識するきっかけと、異分野との交流の中で自らの持つ力を発揮する方法と実践の機会を提供し、研究者がより活躍する社会の実現を目指して参ります。

 

実施概要

第1回 7/8 10:00-11:30 コミュニケーション研修
博士の1分自己紹介をパワフルにする〜QPMIワークショップ〜

 

第2回 8/5 10:00-11:30 プレゼンテーション研修
自分の研究の熱を明らかにし、相手伝える方法を学ぼう。

 

第3回 8/27 9:30-18:30 実践研修 @ 超異分野学会 大阪大会2022
異分野の人に自らの専門性を交えてプレゼンテーションをしよう。そして具体的な一歩をつくろう。

 

第4回 9/15 10:00-11:30 報告会
自分の研究への熱をブリッジコミュニケーションし続け、壁に挑み、道を開拓する方法を考えよう。

 

形式:対面ならびとオンライン(ZOOM)のハイブリッド

参加者:博士後期課程学生 各回10名程度

 

お問い合わせ

株式会社リバネス

人材開発事業部 重永・立花([email protected]