【広島県事業】東南アジアスタートアップと連携した実証プロジェクト設計に進む3社を決定

【広島県事業】東南アジアスタートアップと連携した実証プロジェクト設計に進む3社を決定

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 COO:髙橋修一郎、以下「リバネス」)は広島県の委託を受け、「令和4年度広島県海外スタートアップ等連携実証プロジェクト創出事業」(以下、本事業)を実施しています。この度、広島県内企業約20社の中から、各社が参加するセミナー・ワークショップを経て、東南アジアスタートアップとの連携から「第二創業」を実現するための実証プロジェクト設計に進む3社を決定しました。

  

本事業は、広島県内企業が東南アジアのスタートアップと連携を図り、県内企業の有する技術やアセットを活用して現地の課題解決に取り組む実証プロジェクトをつくり、新たな事業創出に繋げることを目的としています。

具体的な内容としましては、約20社の広島県内企業を対象に、令和4年度7月から10月にかけて計3回のセミナー・ワークショップを開催しました。

 

第1回では、『自社のアセットを知り、他社に表現する』をテーマに、創業において必要な自社のアセットの理解を促すと共に、各企業が自社のビジョンやミッション、コアコンピタンスを言語化しました。

第1回 セミナー・ワークショップでの株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸による講義

 

第2回では、『アジアの課題を知り、ビジネスモデルの仮説をつくる』をテーマに、リバネスが東南アジア6カ国でネットワークを持つ1000以上のスタートアップの中から参加企業との連携可能性のある数十社の実例を提示し、広島県内企業がそれぞれ自社のアセットを活用することで、東南アジアスタートアップと共に課題解決に貢献できるビジネスモデルの仮説を作成しました。

第2回 セミナー・ワークショップでの各企業とリバネススタッフによるワーク

 

2回のワークショップを経て、実現可能性の高いビジネスモデル仮説を作成した6社を県と協議の上、選定しました。6社については、リバネススタッフが各2回程度、個別のオンライン面談を実施し、東南アジアスタートアップへのヒアリング結果も踏まえ,ビジネスモデル仮説を精査しました。

リバネススタッフによる東南アジアスタートアップへのヒアリング

 

第3回では、ワークショップを経て作成したビジネスモデル仮説を7社が発表しました。

第3回 セミナー・ワークショップでの県内企業による発表

 

発表の内容を受け、リバネスと県の協議の下、以下の3社を、実証プロジェクト設計のフェーズに進むことのできる3社として選定しました。 

 

 株式会社サタケ

 カネマサ製作株式会社

 株式会社トロムソ

 

以上の3社は、令和4年度11月〜2月の4ヶ月間の中で、リバネスの伴走のもと、作成した東南アジアでの創業のビジネスモデル仮説を実証するプロジェクトの設計および仕様の検討を行います。東南アジア側のスタートアップと、具体的な実証項目に関して議論する他、リバネスがASEAN6カ国で開催する超異分野学会ASEAN大会等の機会を活用し、必要に応じて現地訪問を検討・実施します。これらの活動を通じて現地の一次情報を得て精査することで、次年度以降、実現可能な実証プロジェクトとビジネス展開の可能性を具体化します。

3社の実証プロジェクト設計の成果報告会は、広島県内にて、令和4年度3月の開催を予定しております。

 

本件に関するお問い合わせはこちら:

株式会社リバネス 創業開発事業部 担当:西山・神藤(E-mail: [email protected] / Phone: 03-5227-4198)

広島県 商工労働局 イノベーション推進チーム 担当: 松原・重水(Phone: 082-513-3364)