薬学×アントレプレナーシップ! リバネス井上による熊本大学薬学部「iHOPE」2022年度講義がスタートしました。

薬学×アントレプレナーシップ! リバネス井上による熊本大学薬学部「iHOPE」2022年度講義がスタートしました。

2022年11月24日(木)、株式会社リバネス代表取締役社長CKOの井上浄が熊本大学薬学部における「薬学概論2」にて講義を行ないました。当日は薬学部1年生約100名が参加しました。

 

本講義は、熊本大学薬学部の薬学科および創薬・生命薬科学科の1年生を主な対象として、学生が薬学の専門性を生かして社会で活躍するための素地としてアントレプレナーシップを身につけ、精神的にも社会的にも自立した個人として問題意識を持ちそれらを解決することに挑戦する思考性の獲得を目指します。2017年から実施してきた本講義には延べ30名以上の県内外のアントレプレナーがゲスト出演してきており、2021年度からはより実践的な学びを深める大学院生向けのiHOPE NEXTへと発展しています。

本年度は4回の講義で構成しており、リバネス井上と、非常勤講師である弘津辰徳氏(株式会社サイディン)が講師を務めます。本年度のスタートとなる第1回講義では、「好きなことをやろう!」をテーマとして弘津氏を含む3名のベンチャー企業経営者を迎えました。

 

講義の冒頭では、弊社井上より自身の経歴の紹介の他、薬学という自身がいま学んでいることの他に、飛地とも言える自分が興味を持てることが重なれば、唯一無二の強みになることを解説。自分が熱を持てるものは何か?という問いを投げかけました。

 

その後、自身の熱をもとにベンチャーを経営する3名の講演を行いました。

弘津辰徳氏は熊本大学薬学部博士後期課程に在籍時に、自身の研究対象であったシクロデキストリンの無限の可能性で世界に貢献したいと、サイディンを設立。学生時代にどのような想いで起業したのか、その想いをどう具体化してきたのかを話しました。

一人目の刈谷龍昇氏は熊本大学ヒトレトロウイルス学研究所(当時)の特任助教を務めながら、研究成果の事業化を目指し、2017年熊本テックプラングランプリにて最優秀賞を受賞。2018年に株式会社キュオールを設立し、医薬品開発における臨床試験の成功率をあげるため、超免疫不全マウスにヒトの組織を移植し、限りなくヒトに近いモデルマウスを作成に取り組んでいます。

2人目は、線虫よる健康寿命ミニ集団解析技術C-HASにより探索・評価し、健康寿命の延伸社会の実現を目指す株式会社C-HASプラスの久恒昭哲氏(熊本大学, 薬学部, 客員教授)にお話いただきました。久恒氏からは、熊本大学薬学部で研究されてきた研究成果の事業化にむけた取り組みをお話いただきました。

上記の講演の他、新しいことに挑戦する時の源になる、自らの熱や興味のあることを深掘りするワークショップを行い、それを言葉にして共有しました。

本講義は、12月に2回の講義を実施し、最終回となる2022年1月12日には自らの解決したい課題とそこに対するアクションを発表します。

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社リバネス(担当:福田)

TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]