【3/3-4 超異分野学会東京大会2023】パネルディスカッション:五感と感性の交わる場〜町工場の匠の技術を伝承する〜
3月3日(金)14:00-14:50
セッションパートナー DIC株式会社
日本では、長い歴史の中で職人たちが伝承してきた「匠の技」によって高品質の製品づくりを実現してきました。人間でなければこなせない作業が多いといわれている領域において、次世代の若手技術者や今後東南アジアに増えるであろう現地の技術者に、その技をどのように伝えていけばよいのでしょう。本セッションでは、「DIC五感と感性の研究所」を立ち上げたDIC田川氏のモデレーターのもと、町工場、研究者、ベンチャーが集まって議論し、触感をデータ化、記録再生するリモートハプティクスを実現し、日本の匠の技を東南アジアに伝承するプロジェクトの立ち上げを目指します。
大会概要
実施日時 | 2023年3月3日(金)・4日(土)9:30-19:00 |
実施場所 | 九段会館テラスコンファレンス&バンケット |
主催 | 株式会社リバネス |
パートナー | アサヒ飲料株式会社 ソーラーテック株式会社 DIC株式会社 東洋紡株式会社 株式会社バイオインパクト 株式会社フォーカスシステムズ 株式会社プランテックス 株式会社ユーグレナ |
URL | https://hic.lne.st/conference/tokyo2023/ |
五感と感性の交わる場
〜町工場の匠の技術を伝承する〜
登壇者
〈モデレーター〉
田川 大輔 氏
DIC株式会社 ヘルスケア企画・開発グループ グループマネージャー
大手化学メーカー、ヘルスケアメーカーを経て、現在DIC(株)で大手企業内での新事業立ち上げに奮闘中。ベースはポリマーサイエンス。大手化学メーカーで親水性樹脂、ウレタン樹脂の構造制御研究を経て、数々の機能性化学製品を開発。当時最年少で年間ベスト発明賞を受賞。ヘルスケアメーカーでは、基盤技術であった食品用カプセル技術を用いて、医薬、食品、産業用と幅広い新規事業を企画。特に高分子材料×微生物、食品材料×フェロモン等異分野の技術を組み合わせたソリューション創出。新事業を立ち上げながら既存事業の事業運営にも携わる。
青木 圭太 氏
株式会社アオキシンテック 代表取締役 CEO
1980年栃木県真岡市出身。県立真岡工業高等学校卒業後、帝京大学へ進学。青木製作所(現アオキシンテック)に入社後は製作全般に携わり、営業拡大に努め売上増に貢献。2011年に創業者の父の後を継ぎ、代表取締役に就任。ベンチャーの熱とアイデアを形にするリバネススーパーファクトリーグループの一員として『Garage Tochigi』を運営。『共生型ものづくり産業に挑む』を経営理念とし、協力工場・大学・ベンチャー・異業種企業等の多様な機関との共生型ネットワークを構築し、世界を変えるものづくりを目指す。
望山 洋 氏
筑波大学 システム情報系 教授
ソフトロボット研究者。早稲田大学で電気工学、JAISTで情報科学を学び、1998年に博士(情報科学)を取得。防衛大学校、名古屋工業大学トヨタ自動車寄附講座「技と感性の力学的触覚テクノロジ一講座」を経て、2007年筑波大学准教授となり、柔軟ロボット学研究室を主宰。2019年教授。現在に至る。触覚テクノロジーの研究にも長年従事し、日産自動車ソフトフィールグレインの開発にも貢献。最近では、食べるロボットのビジネスを模索中。
大村 昌良 氏
ロボセンサー技研株式会社 代表取締役
2016年、ロボセンサーを創業し、ロボットハンドおよび義手用に触覚センサーの開発をスタート。2019年にノイズレスの極細ワイヤーセンサーの開発に成功し、このセンサーの性能が認められ一気にユーザーが120社まで増加した。その後、ユーザーが求めるセンサー製品のバリエーション開発や計測システム製品などの開発をすすめ、新たなユーザーを拡大している。” Realizing wellness for humans and machines ”のため、人体計測や頸動脈脈波のセンシングなどでも鋭意開発を進めている。
沼津工業高等専門学校卒業、広島大学大学院修了。富士通(株)、ヤマハ(株)で半導体やMEMSの研究開発を行い、一方で、IBM, TI, Agere等を相手にしたUS特許裁判等で年間25億円以上の特許料削減も実行した。
聴講・参加申し込み受付中
超異分野学会では、アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。
株式会社リバネス 研究開発事業部
担当:内田、塚越
MAIL: [email protected]
TEL: 03-5227-4198