【3/3-4 超異分野学会東京大会2023】リバネス研究アワード2023 & 基調講演決定!社会実装部門は中央大学/株式会社ソラリス 中村太郎氏「“柔らかい”生物型ロボットの研究開発と事業化への挑戦」
リバネス研究アワードとは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ために、自らの研究に情熱を燃やして独創性な研究を遂行し、自身の研究の枠を大きく広げながら、今まさに躍進する研究者を表彰する制度です。超異分野学会東京大会2023(2023年3月3-4日(金、土))では、受賞者による基調講演を実施します。
1日目となる3月3日の基調講演には、【リバネス研究アワード2023 社会実装部門】を受賞した、中央大学 理工学部 教授 /株式会社ソラリス 取締役会長 中村 太郎氏が登壇し、「“柔らかい”生物型ロボットの研究開発と事業化への挑戦 ―ミミズや腸管を規範とした蠕動運動型ロボットが社会を変革する!―」をタイトルに講演します。
中村氏は「生物型ロボット」と「ソフトロボティクス」をキーワードに、人工筋肉や生物型ソフトロボットの開発に注力してきました。特に生物の基本的な駆動手段である筋肉による直動・収縮運動に注目した「ミミズ型ロボット」は、移動に必要な空間が小さいことや、接地面積が大きく、安定的な移動と大きな牽引力が得られるなどの強みがあります。人間や他のロボット機構では入り込めない細管内や不整地、地中などでの移動が可能となり、レスキューや医療、細管検査、極限探査等の分野での適用が期待されます。2017年には中央大学発ベンチャー第一号として株式会社ソラリスを創業し、ソフトロボットの社会実装も進めています。
大会概要
実施日時 | 2023年3月3日(金)・4日(土)9:30-19:00 |
実施場所 | 九段会館テラスコンファレンス&バンケット |
主催 | 株式会社リバネス |
パートナー | アサヒ飲料株式会社 ソーラーテック株式会社 DIC株式会社 東洋紡株式会社 株式会社バイオインパクト 株式会社フォーカスシステムズ 株式会社プランテックス 株式会社ユーグレナ |
URL | https://hic.lne.st/conference/tokyo2023/ |
リバネス研究アワード2023 社会実装部門 受賞
“柔らかい”生物型ロボットの研究開発と事業化への挑戦
―ミミズや腸管を規範とした蠕動運動型ロボットが社会を変革する!―
登壇者
中村 太郎 氏
中央大学 理工学部 教授 /株式会社ソラリス 取締役会長
1975年生まれ。信州大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。
1999年秋田県立大学助手。2004年中央大学理工学部専任講師。2006年同大学准教授をへて、2013年より同大学教授。現在に至る。2012-13年までスイス連邦工科大学ローザンヌ校 Visiting Professor. 2017年中央大学発スタートアップ企業 株式会社SoLARISを設立。現在取締役会長。日本機械学会奨励賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞等を受賞。生物型ソフトロボティクス、人工筋肉アクチュエータの開発に従事。現在、様々な企業や研究機関との共同研究を通じて宇宙・医療・インフラ等への実用化に挑んでいる。
リバネス研究アワードとは
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ために、自らの研究に情熱を燃やして独創性な研究を遂行し、自身の研究の枠を大きく広げながら、今まさに躍進する研究者を表彰する制度です。詳細はこちら>
<設置部門>
・先端研究推進部門:サイエンスにインパクトをもたらす、独創的な研究を推進していること
・社会実装部門:研究成果をもとに起業または社会実装へ向けてめざましい貢献をしていること
<これまでの受賞者一覧>
先端研究推進部門2021 慶応義塾大学 理工学部 尾上弘晃 氏
先端研究推進部門2021 理化学研究所 脳科学総合研究センター 村山 正宜 氏
先端研究推進部門2022 岡山大学 医歯薬学総合研究科(薬学系)須藤 雄気 氏
社会実装部門2021 名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 野田口 理孝 氏
社会実装部門2022 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 瀬々 潤 氏
聴講・参加申し込み受付中
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株式会社リバネス 研究開発事業部
担当:内田、塚越
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