【実施報告】フードテックイベント「熊本から世界の食を変える一歩をつくる」を開催しました

株式会社リバネスでは、熊本県、肥後銀行、熊本大学、熊本県工業連合会と組織する熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム（以下、コンソーシアム）と共催にて、4月5日に熊本市にてフードテックイベント「熊本から世界の食を変える一歩をつくる」を実施し、50名の方にご参加いただきました。

（参考）開催予告リリース　https://lne.st/2023/03/14/food-kumamoto-session/

当日は、株式会社ユーグレナ様の基調講演のほか、県内外のフードテックに取り組むベンチャー企業を招聘したパネルディスカッションを行いました。

基調講演では、ユーグレナ朝山様より、会社の成長とミドリムシが素材として社会に受け入れられてきた軌跡をたどりながら、直面した課題をどのように解決してきたのかについてお話をいただきました。

パネルディスカッションでは、熊本で生まれたフードテックをどのように県外へ、世界へ発信していくかについて議論しました。セッションの冒頭ではフードテックベンチャーに必要なプロモーション、製造、研究の３つのバランスをどのように取るのかについて活発な議論が進みました。また、フードセキュリティーの課題に対して食の生産から加工、販売において複数のベンチャーが連携して課題解決に取り組めること、食のオーダーメード化が求められる中で小さく細かく動けることなどがベンチャーの強みではないかとの意見が出ました。また、人口が増えている東南アジアには栄養不足や糖尿病増加などの課題があり、それに対して日本の技術を活用して解決していくこと、つまり海外にむけた動きもベンチャーには必要であると議論しました。日本に残された課題、そして海外の課題にむけて地域のフードテックベンチャーだからこその強みを生かして解決していこうと宣言し、セッションは終了しました。